Diy STI(性感染症)+膣炎 対処法
参考資料 HOTPANTZ
私 にとってセルフヘルプの対処方法を知ることは、体のコンディションにより興味を持ったり恐れずに関わったりするきっかけになっています。保険証をもって並 んで順番まってひょっとしたら感じ悪いかもしれない医者(感じのいい人を見つけていなかったら)に見てもらうことを考えるともう「見なかったこと」にした り「そのうち治る」と思い込もうとしたりしてしまいます。
定期的に感染症の検査を受けるのは望ましいことです。ただ、いろんな原因で抗生物質を取り入れている/これからも取り入れるかもしれない体にとってまたさらに足すのは免疫を弱くするので避けたほうがいいと思います。
この薬草療法を試す前に重要なのはどのSTI/膣炎に見舞われているかがわかることが大事。STDを放っておくと、骨盤炎症性疾患(PID)や不妊を引き起こすこともあります。ここにある方法が役立たなかったら、婦人科/性病科などで見てもらってください。
ここに書かれた対処療法は植物を使ったものです。そのうちのいくつかは自然の抗生物質で免疫力を強くします。療法を長く続けることが出来るのはこのためです。これらの植物は体を洗浄するとともに再感染の可能性を抑えます。たとえ感染症を追い払ったという自信があっても最後にまた検査して確かめること勧めます。
注意:チンキ剤とはエッセンシャルオイルやインフューズドオイルのことではありません。これらを飲むことは危険です。ほかにもより安全に利用するために不安があれば薬草・ハーブの本を読んだりハーバリストなどに相談したりなどしてください。
スペキュラムを手に入れてください。運がよければ婦人科で分けてもらうか盗むのも手かもしれませんが、こちらで確実に手に入ります。(ラブピースクラブ /ウィメンズセンター大阪)
鏡と懐中電灯/デ スクライトを使って膣や子宮の見た目、におい、味、触った感じなどをチェックしてください。誰かにしてもらってもかまいません。お互いにチェックしあうこ とで経験を比較したり交換したりすることが出来ます。ほとんどの感染症は膣分泌液が変化する前に見つけることが出来ます。(膣分泌に変化がでるとかゆく なったりすることもあります)。一度自分にとって「ふつう」の状態がわかるようになればこのように感染を早めに見つけることができるようになります。膣や 子宮口のある部分が通常よる赤くなっていたり、子宮口に赤いマークがついていたりということに気がつくようになります。
セルフチェックについて 資料
もしも抗生物質をとることになったら、ガンジダに感染しやすくなります。砂糖のはいっていない、(アクティブバクテリア入りの)プレーンヨーグルトをたくさんたべて膣のPhバランスを元に戻しましょう。すっぱい果物や砂糖は避けてください。ヨーグルトのタブレットを膣に入れたり、スペキュラムとスプーン/ベビーシリンジ(浣腸器)を使ってヨーグルトをいれたりしてもいい(この場合ヨーグルトが出てくるので気になれば月経布をつけておくなどしてください)。キイチゴの葉(レッドラズベリーリーフ)のお茶、ヤローなどもいい。これらを一月ほど続けてください。 医者に見てもらうときにどうしても化学製薬を使用する必要があるか聞くのはいい考えです。残念ながら必要なときもありますが、医者によっては代わりの方法を教えてくれます。 もしあなたが性感染症にかかっているなら、セックスのパートナー(特定できるなら)同時に治療することが必要です。でないと同じ相手としたらまた同じもの に感染してしまいます(=ピンポン感染)。「男性器」に関しても、同じ薬草をチンキ剤(ティンクチャー)や煎じてとることで治すことができます。 しかしなにより、セーファーセックスがほとんどの性感染症を予防し、再感染の可能性を減らします。けじらみ Crabs 小さなこともでもけじらみにかかります。とても小さい虫のような生き物が服や家具などに卵を産み付けます、けじらみは栄養のないところでは24時間~48時間くらいしか生きることが出来ません。卵も一緒に退治することがとても重要です。 症状 かゆい!生殖器や他に毛が生えているところがかゆくなります。とても小さく、卵は生え際に茶色の点々のように見えます。 どうするか服、タオル、シーツなどはお湯で洗いよく乾かす必要があります。毛布やカーペットなどは10日から15日間接触をやめてください。タイム/レッドタイムあるいはラベンダーのエッセンシャルオイルをオリーブオイルと混ぜる。容量:2~3ティースプーンのエッセンシャルオイルと、142mlのオリーブオイル これを感染した箇所(皮膚と毛)に塗り込んで、一晩置いてください。翌朝石鹸で洗います。必要に応じて繰り返してください。特に様子がひどいときは、一日3度塗ってださい。タイムを煎じて飲んでください。
ダニ・疥癬.(カイセン)Scabies症状かゆみ。かくといろんなところに赤い線が現れます。対処けじらみと同じ 生殖器のいぼ(尖形(せんけい)コンジローム) Genital Warts 治療なしでも治りますが、早めに対処するのが一番です。いぼの出現はなにかの欠乏状態(ビタミン・栄養など)を表していると考えられます。いぼは妊娠や膣 炎とともに現れ終わるとともに消えることもあります。普通のいぼと同じような見た目だったり、時に雄鶏のとさかのようで先が白っぽいことがあります。内側 にも外側、校門と生殖器も両方にできます。対処医師はポドフィリンという有毒クリームを使ったり、電気分解、液体窒素、レーザーセラピー、手術などの方法をとります。資料を要求しましょう。医療機関に相談する前に家でできる治療は以下 エキナケアを3週間摂取したあとにゴールデンシールを一週間。さらにゴールデンシールの煎じ液で週に一度か二度洗浄。かゆみに効果的です。治療を4週間にわたって行ってください。必要なら三週間の中断のあとに繰り返してください。浸剤(infusion)の代わりにチンキ剤(tincture)を使用できます。この方が長期間の治療に便利です。ニンニクをひとかけ、半分に切って、直接いぼにこする(届くところなら)。数ヶ月これを一日に2~3度やってみると効果が出るはずです。いぼが子宮口や膣の中にあるならニンニクの汁で洗浄してください(15分沸騰したお湯を体温程度に冷まして1~2かけ分の汁を入れます)。新鮮な植物を食べるかお茶(浸出液=沸騰して葉をいれて火からおろし20分置く)にして飲む。チンキ剤も使用できます。い ぼは手と生殖器、生殖器と生殖器の接触で簡単に拡散します。人によっていぼに対する抵抗力がより強い場合があるので気をつける必要があります。パートナー が感染しているならコンドームやデンタルダムを使用して下さい。性的接触の前には手をよく洗って、(これは難しいですが)手と生殖器の接触を減らしましょ う。いぼがある人は年に2回検査を受ける受けてください。ヘルペス
ヘルペスは体のどこにでも発症する可能性があります。性器ヘルペスに関しては生殖器同士の接触による感染が最も多いですが、口や手や生殖器の間の接触でも感染します。水疱や潰瘍は発症後2~10日の間に現れ発熱や風邪のような症状を伴うことがあります。人によって月経の前後やストレスを抱えているときに発症します。ヘルペスはウィルスなので体の中に住み着き再発することがあります。ヘルペスのある人はチョコレート、ナッツ、カフェイン、砂糖、そしてアルコールを避けることで発症を防ぐことが出来ます。
対処
年に1度か二度程度の発症
ゴールデンシールルーツのカプセルを発症と同時に、そしてその後二週間飲み続けてください。再発の場合これを繰り返してください。
何度も発症を繰り返す場合
免疫システムを長い期間治療する必要があります(1年くらいまで)
エキナセアを問題がなくなるまで摂って下さい。チンキ剤が便利です。他には
ニンニクをカプセルやタブレットで摂ることが勧められます。容量を多めに(12カプセルほど)を発症時(ぞくぞくする感じが特徴)とその後3日間は4時間ごとに3カプセルを摂取。その後も一日に4~6カプセルを最大一年間摂取することが薦められます。
発症中は・・
お風呂にはいって裸で歩き回る(新鮮な空気が水泡などを乾燥させます)。白い粘土は痛みを和らげ癒します。よく休んで、リラックスしてください。
食べ物
*ぶどうの皮には抗ウィルス成分が濃縮されているにであるので勧められます。
*ビール酵母(ただしガンジダがある人/かかりやすい人は避けてください)
*ビタミンC, ビタミンA, ビタミンE
*発症の原因を考えて特定できるようになってください。たとえばストレス、
鬱、特定の食べ物、服、月経、などなど。そして避けられるものは避けるようにしてください。
*コーヒー、チョコレート、ナッツ、砂糖、そしてアルコールを避けてください。
*にんにくをたくさん摂取してください(新鮮なものとカプセル)
膀胱炎/尿道炎
症状
いつもトイレに行きたい、膀胱が圧迫される、急にトイレに行きたくなるけど何も出ない(あるいは1滴や2滴ほど)、尿に血が混じる、濃い尿に強いにおいなど。これらの症状は骨盤炎症性疾患(PID)などもっと重大な感染を示すものである可能性があるので注意してください。はっきりしなければ医師にチェックしてもらってください。
原因
腸内バクテリアのバランス崩れ、トイレにいったときに後ろから前に拭いた、ナイロンの下着、化学物質の泡、ストレス、寒さ、指やペニスやセックストイ(大人のおもちゃ)をきれいにしないで(コンドームを変えずに)膣に挿入後そのままアナルに挿入、など。
対処
☆常にこれらの感染に悩ませられる人は、砂糖を加えないクランベリージュースを毎日必ず飲む必要があります。最初の感染のサインが出たときは約500ml(16オンス)を2時間ごとに飲んでください。数時間後には症状が消えるはずです。予防のために2日に一度は500mlのクランベリージュースを飲んでください。
もし水しかなければ、500mlを1時間ごとにのみ、その後は必ず1日にコップ8杯を飲むようにしてください。
☆ベアベリー(別名 Ura―ursi)の煎じ液かチンキ剤はとても効きます。膀胱が爆発するような感じがするかもしれませんが、それは感染をなくすための動きです。
☆ ヤローを煎じ液かチンキ剤で摂ってください。
☆ アルカリ性の食事を心がけてください。フルーツ、アーモンド、にらねぎ、かぶ、大麦など。コーヒー、紅茶、肉、白小麦、砂糖、酸性の食物を避けて下さい。
☆ さらに、ゴールデンシールのカプセルを2週間摂取してください
☆ 痛む場合はヴァレリアンのカプセルやチンキ剤を必要に応じて摂取して下さい
クラミジア
クラミジアは症状なして起こることがあります。感染した子宮頚管(子宮の先)は黄色っぽい色をしています。(スペキュラムでチェックしてください)
おしっこをするときに焼けるような感覚があったり、おりものの量が増えたりします。
クラミジアはオーラルセックスによってのどに発症することもあります。感染が疑われるけれどはっきりしない場合は検査を受けて下さい。治療をしないで長い間放っておくと、クラミジアは骨盤炎症性疾患(PID)や不妊を引き起こします。ほんとだって!
対処法
エキナセアを週に2回、これを3週間続けてください。チンキ剤は吸収を促進します。煎じ液で週に2回洗浄してください。これも3週間続けて。
さらに、生のニンニクかニンニクのカプセルを毎日摂取してください。症状の状態によって1~2ヶ月続けてください。
知慮があわったらもう一度検査を受けて、本当に完治したか確かめてください。感染がひどいときはゴールデンシールで治療してください。
膣炎/外陰部の炎症など
膣炎はセックス以外にも抗生物質、殺精子剤、ラテックス、香料入りのせっけんなどによって引き起こされます。
ガンジダ
普段から膣の中にいるガンジダと呼ばれる酵母の様な菌によって引き起こされます。
膣は通常自然な酸性を保つバクテリアを作ることで感染から守ります。この酸性が変化したとき、ガンジダなどのバクテリアが多量に増殖し、感染を引き起こします。
ガンジダは通常性感染症とは認識されませんが、性行為によって感染することもあります。もしガンジダにかかっているならペニス、セックストイ、指などの挿入は炎症を悪化させるので避けるべきです(コンドームをつけていても)。
感染している相手とのどんな性行為のあとも手や生殖器を洗ってください。挿入や手の接触で簡単に再感染します。
原因
神経症、疲れ、妊娠、熱、生活の急な変化、新しいセックスの相手、ストレス、ビタミンBの欠乏、砂糖のとりすぎ、きつい、あるいは合成繊維の下着など。
抗生物質は膣の自然なバクテリアを拭い去るので頻繁にガンジダを引き起こします。
症状
白っぽく、カッテージチーズのようなもろもろした感じのおりものが膣や外陰部についている。外陰部がかゆくなったり炎症をおこしたりすることも。掻くとひどくなる。
治療
砂糖のはいっていない(アクティブバクテリア入りの)プレーンヨーグルトはとても効果的です。ティースプーン(必要ならスペキュラムも) 使って膣内に入れてください。入れたヨーグルトがでてくるので気になれば月経布/ナプキンなどをしてください。
乳酸菌、中でもアシドフィルス菌のカプセルが効きます。ただし小さいので2,3個のカプセルを膣に入れる必要があります。同時に経口摂取するのもいいです。
治療の期間:5~10日間。なるべく夜に。
緊急の場合はヨーグルトを一日に3、4回使用して下さい。ベビーシリンジ(浣腸器)もヨーグルトを入れるときに使えます。
あるいは、次の項のトリコモナス膣炎のニンニク療法を行ってください
ガンジダはペニスには無症状で現れることが多い。毎晩ニンニクとヨーグルト(あるいはどちらか)をペニスに擦り付けることで治療することができます。7~10日ほど続けて下さい。
かゆみをなくすには
ティースプーン1杯の重曹/ベーキングソーダをコップ1杯の水にいれ、必要な場合外陰部に塗ってください。ニンニクかゴールデンシールで洗浄してください(炎症がひどい場合はひりひりします)。掻かないようにしてください。レモンと酢の酸による洗浄も効果的です。コップ2杯の水にティースプーン二杯を入れて下さい。1日に2回、2日間洗浄してください。その後さっきのヨーグルト療法をおこなって酸性のバランスを整えてください。妊娠中は洗浄を避けてください。
食べもの
酸を作る食べ物(柑橘系果物、トマトなど)、砂糖、白い小麦などは裂けてください。ビタミンBを多く含むもの(濃い緑の野菜)を食べてください。毎日大量のヨーグルトや生ニンニクを食べて下さい。
トリコモナス膣炎
性行為やお風呂などの湿った状況で感染します。月経後に起こることも多い。
症状
黄色っぽいおりもの、魚くさいにおい、かゆみ、おりものに細かい泡が混じる、血液が混じる、膣壁や子宮頚管に赤い斑点など。外陰部や膣口に炎症。
対処
ニンニクをひとかけ膣に入れる。皮をむくときにニンニクを傷つけないように。ガーゼで包んでオリーブオイルなどにつけて粘膜の炎症を避けます。タンポンの要領で奥まで入れます。取り出すのが心配な場合はデンタルプロスや糸をガーゼにつけておいてもよい。最初の2日は一日に2回か3回ニンニクを取り替えます。その後5、6日間は朝と夜に1度ずつ取り替えます。ペニスの治療にはニンニクの煎じ液やタブレットが使えます。
ゴールデンシールカプセルを経口摂取してください。これを2週間つづけてください。煎じ液による膣の洗浄も一緒に行うとかゆみがとれます、2週目にはいったら洗浄は控えめに。
細菌性膣炎+淋病
これらは抵抗力を真剣に立て直さなければならないことを示しています。治療は長くなりますがじっくり待って下さい。途中でやめるとすぐに再発します。
症状
ベージュ色のおりもの、悪臭、外陰部の炎症やかゆみ。症状がないことも。
対処
エキナセアの煎じ液かチンキ剤を2~3ヶ月。
煎じ液による膣の洗浄もあわせて週に1~3回、おりものやかゆみの問題がなくなるまで行ってください。洗浄を必要以上に行わないで下さい。不快な場合じゃヴァレリアンを摂取してください。
ほかの症状の場合、自然療法の専門家に相談してみてください。
薬草を使う場合注意が必要です。特に普段親しみのない植物などは要領や使い方をよく調べてください。
参考
女性のためのハーブ自然療法 アン・マッキンタイア
日本のハーブ事典
オレンジページ 女性のBODYブック
HOTPANTZ
http://homepage2.nifty.com/swash/fish/ Fish STD情報