Monday, December 26, 2005

むむむBlogオンライン編集会議(有限実行を願って)

今後のせていきたいもの




HOTPANTZ子宮と卵巣、「無月経」「月経過多」セクションを翻訳・編集。 

ARREST US AL(インドにて、200人の女性が10年以上地域の女性をレイプしてきた男をリンチ殺人した。わたしたち全員逮捕してみろ。と言う記事)を翻訳

↑(記事が出たとき検索しても日本語で見つからなかったけど、もし「あるよ」ということでしたらご一報ください)

FAM(月経サイクル自己観察法)入門
   
   参考書 あなたの受胎能力を管理する

Friday, December 09, 2005

経血絵


らいちは今月メンスのアートはおやすみ。



  こちらで海さんの経血絵がみれます。

 今月の絵(初めてのメンスアート)


Thursday, December 01, 2005

World Aids Day 


 12月1日は世界エイズデーあるいは STOP AIDSデー
赤いリボンをつけてみても近所のひとからは「赤い羽根募金」と間違えられるかもしれません。イギリスブレア首相が着けているのを見て募金したのねーなんて思わないでください。

多くのエイズ教育、性教育、あるいはセーファーセックスの啓発運動は「安全な行動」と「危険な行動」を延々とリストにして、「こんなことやらないもん」と思った人からいつもの生活に戻っていくという状態を助長してるかんじがします。

私が数年前に少し関わったHIV/AIDSとセーファーセックスのキャンペーンでは、ワークショップの講師は「男はひとりでもできるから」と言ったり、準備 の段階でコンドーム以外/女性+男性、男性+男性以外の部分もカバーしたいと言ったけど実質上無視されたことなどからさっさと離れました。自分でカバーす べき情報も調べようとしまけどうまくいきませんでした。
 
古本屋へ行ってすこし古いHIV/AIDS関連の本を探そうと思えば、そのほとんどが女性を男性や子供に対する「感染源」としかみていなかったり、男性同性愛者を「エイズ蔓延の温床」をしながら女性ー女性のセックスは存在しないかのように扱われる者に必ず出会いました。
 もう少し「進んだ」資料をみつければ「女性同士の一番感染の可能性が低い」とあり、その低い感染をどう防ぐかについては「デンタルダム」と「グローブ」が存在するということにとどまっていました。
 女性同士の感染率が低い、と言う内容に関しても当時友人に話したところそれはそもそも女性同士のセックスにおけるHIVの感染率はその他のグループに比べてほとんど調べられていないのも原因だと聞いた。
同じように、男や子供に対する感染源とされた女性が「自分の」体をどう感染から守るのかについての助言や研究はあまり見当たらなかった。

例のHIVキャンペーンでポスターの絵が男ー女のみだっていうので直してもらおうとしたとき別の人が「異性愛と同性愛の人に同時に対応するのは難しい」といった。でも実際たいしたことはなかった。あと2ペア(MxM、FxF)の絵を加えてもらった。

  肛門の組織が感染に弱いことをいうのは、「男性どうし」のセックスをする人に向けてのみでいいのでしょうか。そこにペニスやほかのものを入れるのは男性 じゃないかもしれないことを考えれば、可能性的に当てはまらない人はいない、ということになります。私がやっていること、やっていないこと、の範囲では多 分十分ではないと思います。これはやるかもしれない、相手や自分の気持ちの変化で可能性がないわけではない状況にはそうなるまえに心構えや準備ができていたほうがいいと思います。

注射針を使う環境にない、というのも結構なことだけど、友達が使ってたら少しはその人を感染から守るための知恵をもっていないと無力感を感じてしまうかもしれません。

あ るワークショップで話した保健所の職員の人は、もう10歳以下の子供にしか期待できない。大人になってから教育してもだめ、みたいなことをいっていた。何 度教えてもセーファーセックスを実践しない成人に何度もあっていやになったのだろうけど、ちょっと見捨てないでほしい(笑)。

性感染症予防とセーファーセックスは今まで同じことと考えていたけどいまはちょっと違います。

セーファーセックスはセルフディフェンスと似ていて自分がどこまで心地よく過ごせるかを追求する技術を大雑把にくくったものと思っています。SMプレイ中 だったらSの人は非常口を確認したりMの人の安全を意識していなければならないし、相手に予防用の道具(ダムやコンドーム)を使ってほしい時に切り出す練 習をするとか(!)、相手が嫌いなんでもなくてしたくないときに気持ちよくしたくないって伝えるとか大人にも考えることがいっぱい・・。

今回の投稿はあまり実践的に役立つものではありません。






HIV陽性のあなたが感染症にかからないためには

Monday, November 28, 2005

Herb File/ブルーコホッシュ(月経痛、陣痛促進、初期の妊娠終了)


ブルーコホッシュ /ルイヨウボタン




和名 ルイヨウボタン
(類葉牡丹)
学名 Caulophyllum robustum Maxim.
科名 Berberidaceae
 メギ科
属名 Caulophyllum Mich.
 ルイヨウボタン属
花期 5月中旬ー5月下旬
使用部位 根茎
生薬名 紅毛七(コウモウシチ)
成分 マグノフロリン, タスピンなどのアルカロイド。
カオロシドなどのサポニン。
用途 消炎, 鎮痛, 鎮痙作用
扁桃腺炎, 月経不順などに



注意 ブルーコホシュは新生児に脳卒中を引き起こす

Sunday, November 20, 2005

資料 出産

出産の社会史

以下にコピーした出産の歴史の本リストやトリアゲバアサン・産婆・助産婦の概略図がいい。





出産の歴史
鎌田久子・宮里和子・菅沼ひろ子・古川裕子・坂倉啓夫,1990,『日本人の子産み・子育て』,勁草書房
大林道子,1989,『助産婦の戦後』,勁草書房
大藤ゆき,1968,『児やらい』,岩崎美術社
落合恵美子,1984,「お産の社会史」,『婦人問題研究』,1月
──,1984,「出産の社会史における二つの近代」,『ソシオロゴス』
──,1994,「近世末における間引きと出産-人間の生産をめぐる体制変動」,『ジェンダーの日本史』,脇田晴子・S.B.ハンレー編,東京大学出版会
島一春,1981,『産小屋の女たち』健友館
──,1986,『一万人の産声を聞いた』,新潮社
新村拓,1996,『出産と生殖観の歴史』,法政大学出版局
千葉徳爾・大津忠男,1983,『間引きと水子』,農山漁村文化協会

Saturday, November 19, 2005

自己観察法(fam)の本


FAMの本。英語版の6,7章をコピーでもっているだけですがとてもいい本です。東京都の図書館にもひとつくらいしかないようなので図書館にリクエストしましょう。値段が高めなので。

Taking Charge of Your Fertility
by Toni Weschler


あなたの受胎能力を管理する 自己観察法(FAM)で成功させる妊娠・避妊 / トニー・ウェシュラー/著 花山洋/訳


訳者による内容紹介
参考になります。





目次

謝辞 再版への序文 日本語版への序文 日本語版への謝辞 凡例 はじめに 第1部  新たなる思考に向けて肥沃な土地を耕す 第1章 自己観察:知るべきこと、おそらく知らない理由 第2章 生殖機能の健康管理 第2部  月経周期とからだの再発見 第3章 生殖器は膣だけではない 第4章 月経周期を理解する 第5章 受胎能力の三徴候 第6章 受胎能徴候の観察とチャート化 第7章 無排卵月経と月経不順 第3部  自然避妊法 第8章 自己観察法にともなう責任 第9章 薬や器具を用いない自然避妊法 第4部  妊娠の達成 第10章 妊娠のチャンスを最大化する 第11章 自己観察以外の実用的情報 第12章 愛の行為と子づくりの違い 第13章 妊娠に必要かもしれない次なる検査と治療 第5部  周期のチャート化によって得られる実用的利点 第14章 婦人科的健康の維持 第15章 性を楽しみ、関係を育てる 第16章 男女の産み分け 第17章 月経前症候群――思い過ごしではありません 第18章 閉経の謎を解く 第19章 からだを理解して自尊心を高める 改訂版への結語:女性の健康運動と探していたパズルの1ピース 補遺 A 月経周期に関してわからないことがある場合は B 特殊な環境下、自己観察法で避妊する(ストレス、授乳、閉経期など) C 授乳しながら自己観察法を用いる D 自然避妊法の有効性について E よくある質問 F 医師や他の専門家へ 用語集 参考文献 訳注 訳者あとがき 索引 マスターチャート

Saturday, November 12, 2005

ジェンダー解体屋+DIY health


反戦と抵抗のフェスタに出すブースの紹介文ができたのでここにも載せておきます。



ジェンダー解体屋+DIY health

ジェンダー・セクシュアリティを解体/解放するモノを展示、体やこころへの自律的
な関係を創り上げるための魔術などを伝授/物販致します。みなさんからの伝授も歓
迎。bloodアート、ポスター、ミニコミ、セーファーセックスキット、性感染症自己
治癒レシピ、スペキュラ、メンスカップ等が登場(予定)。gender fuckな魔女は至
るところで共謀する。

Strike Everywhere/メンスアート展示の報告

ここでも予告したStrike Everywhereというイベントにブースで参加させてもらいました。


Photo Hosted at Buzznet.com

とはいうものの、最初の一時間以外は、キッチンでみんなの上手な抵抗食(Vegan)にほれぼれしながら(時々食いながら)作業に没頭。これがじつは楽しかった。でもブースは放置。




この日ブースの周りでこっそりめんすあーと展も展開。
Photo Hosted at Buzznet.com
Photo Hosted at Buzznet.com
Photo Hosted at Buzznet.com
この日は驚きつつも面白がってくれたり、抵抗があるという反応だったりいろいろしたけど、自分でもこれをやる意味をそのうち整理したいと思っています。もともと外に出すつもりで、(WEBは除いて)描いた物ではなかったので、あまり反応に対する反応を考えてもいませんでした。自分の体験として「描く」というのが一番重要だったのでこれからも外に出すならやはりいろんな考えをまとめなくちゃいけない気がしています。

Thursday, November 10, 2005

子宮セルフチェックの様子

selfexam を説明するページの中で、三人のひとの子宮の移り変わりの様子が見れるところを発見。ほんとにそれぞれなんだ、と感心・・。DAY1というのが月経開始日

29歳、出産・中絶なし こちら

46歳 中絶(非合法で、多量の出血を経験)、出産を一度ずつ。 こちら

19歳 中絶1度。ピル服用中(ピル服用中のひとは子宮の色が濃いと感じることが多いらしいです) こちら







“No Going Back” (1988) という ME(Menstrual Extraction)のやり方のビデオがあるらしいです。是非手に入れたい。

入手先はこちら

Federation of Feminist Women's Health Centers
633 E. 11th Avenue
Eugene OR 97401
(541) 344-0966.

Monday, November 07, 2005

月経痛ーツボ・リフレクソロジー・ヨーガ

月経痛のための各種動きを調査中




  • ツボ編

 ツボンド先生

  • リフレクソロジー(足裏)

  リフレ講座

  • ヨーガ

  サイクル別ポーズ

月経痛ということでいえば、月経前の時期に行うポーズが効果的なよう

sti/vaginitis selfhelp (ベータ版完成)


Diy STI(性感染症)+膣炎 対処法 

参考資料 HOTPANTZ
 
私 にとってセルフヘルプの対処方法を知ることは、体のコンディションにより興味を持ったり恐れずに関わったりするきっかけになっています。保険証をもって並 んで順番まってひょっとしたら感じ悪いかもしれない医者(感じのいい人を見つけていなかったら)に見てもらうことを考えるともう「見なかったこと」にした り「そのうち治る」と思い込もうとしたりしてしまいます。

 定期的に感染症の検査を受けるのは望ましいことです。ただ、いろんな原因で抗生物質を取り入れている/これからも取り入れるかもしれない体にとってまたさらに足すのは免疫を弱くするので避けたほうがいいと思います。 
 
 この薬草療法を試す前に重要なのはどのSTI/膣炎に見舞われているかがわかることが大事。STDを放っておくと、骨盤炎症性疾患(PID)や不妊を引き起こすこともあります。ここにある方法が役立たなかったら、婦人科/性病科などで見てもらってください。

 ここに書かれた対処療法は植物を使ったものです。そのうちのいくつかは自然の抗生物質で免疫力を強くします。療法を長く続けることが出来るのはこのためです。これらの植物は体を洗浄するとともに再感染の可能性を抑えます。たとえ感染症を追い払ったという自信があっても最後にまた検査して確かめること勧めます。

注意:チンキ剤とはエッセンシャルオイルやインフューズドオイルのことではありません。これらを飲むことは危険です。ほかにもより安全に利用するために不安があれば薬草・ハーブの本を読んだりハーバリストなどに相談したりなどしてください。

 スペキュラムを手に入れてください。運がよければ婦人科で分けてもらうか盗むのも手かもしれませんが、こちらで確実に手に入ります。(ラブピースクラブ /ウィメンズセンター大阪
鏡と懐中電灯/デ スクライトを使って膣や子宮の見た目、におい、味、触った感じなどをチェックしてください。誰かにしてもらってもかまいません。お互いにチェックしあうこ とで経験を比較したり交換したりすることが出来ます。ほとんどの感染症は膣分泌液が変化する前に見つけることが出来ます。(膣分泌に変化がでるとかゆく なったりすることもあります)。一度自分にとって「ふつう」の状態がわかるようになればこのように感染を早めに見つけることができるようになります。膣や 子宮口のある部分が通常よる赤くなっていたり、子宮口に赤いマークがついていたりということに気がつくようになります。
 セルフチェックについて 資料

  •  抗生物質
 もしも抗生物質をとることになったら、ガンジダに感染しやすくなります。砂糖のはいっていない、(アクティブバクテリア入りの)プレーンヨーグルトをたくさんたべて膣のPhバランスを元に戻しましょう。すっぱい果物や砂糖は避けてください。ヨーグルトのタブレットを膣に入れたり、スペキュラムとスプーン/ベビーシリンジ(浣腸器)を使ってヨーグルトをいれたりしてもいい(この場合ヨーグルトが出てくるので気になれば月経布をつけておくなどしてください)。キイチゴの葉(レッドラズベリーリーフ)のお茶、ヤローなどもいい。これらを一月ほど続けてください。
 医者に見てもらうときにどうしても化学製薬を使用する必要があるか聞くのはいい考えです。残念ながら必要なときもありますが、医者によっては代わりの方法を教えてくれます。
  もしあなたが性感染症にかかっているなら、セックスのパートナー(特定できるなら)同時に治療することが必要です。でないと同じ相手としたらまた同じもの に感染してしまいます(=ピンポン感染)。「男性器」に関しても、同じ薬草をチンキ剤(ティンクチャー)や煎じてとることで治すことができます。
 しかしなにより、セーファーセックスがほとんどの性感染症を予防し、再感染の可能性を減らします。

けじらみ Crabs
 小さなこともでもけじらみにかかります。とても小さい虫のような生き物が服や家具などに卵を産み付けます、けじらみは栄養のないところでは24時間~48時間くらいしか生きることが出来ません。卵も一緒に退治することがとても重要です。

 症状
 かゆい!生殖器や他に毛が生えているところがかゆくなります。とても小さく、卵は生え際に茶色の点々のように見えます。

 どうするか
服、タオル、シーツなどはお湯で洗いよく乾かす必要があります。毛布やカーペットなどは10日から15日間接触をやめてください。
タイム/レッドタイムあるいはラベンダーのエッセンシャルオイルをオリーブオイルと混ぜる。
容量:2~3ティースプーンのエッセンシャルオイルと、142mlのオリーブオイル
 これを感染した箇所(皮膚と毛)に塗り込んで、一晩置いてください。翌朝石鹸で洗います。必要に応じて繰り返してください。特に様子がひどいときは、一日3度塗ってださい。タイムを煎じて飲んでください。


ダニ・疥癬.(カイセンScabies

症状
かゆみ。かくといろんなところに赤い線が現れます。

対処
けじらみと同じ

 生殖器のいぼ尖形(せんけい)コンジローム Genital Warts

  治療なしでも治りますが、早めに対処するのが一番です。いぼの出現はなにかの欠乏状態(ビタミン・栄養など)を表していると考えられます。いぼは妊娠や膣 炎とともに現れ終わるとともに消えることもあります。普通のいぼと同じような見た目だったり、時に雄鶏のとさかのようで先が白っぽいことがあります。内側 にも外側、校門と生殖器も両方にできます。

対処
医師はポドフィリンという有毒クリームを使ったり、電気分解、液体窒素、レーザーセラピー、手術などの方法をとります。資料を要求しましょう。

医療機関に相談する前に家でできる治療は以下

  • 免疫システムを治療する
 エキナケアを3週間摂取したあとにゴールデンシールを一週間。
さらにゴールデンシールの煎じ液で週に一度か二度洗浄。かゆみに効果的です。
治療を4週間にわたって行ってください。必要なら三週間の中断のあとに繰り返してください。浸剤(infusion)の代わりにチンキ剤(tincture)を使用できます。この方が長期間の治療に便利です。

  • ニンニク
ニンニクをひとかけ、半分に切って、直接いぼにこする(届くところなら)。数ヶ月これを一日に2~3度やってみると効果が出るはずです。いぼが子宮口や膣の中にあるならニンニクの汁で洗浄してください(15分沸騰したお湯を体温程度に冷まして12かけ分の汁を入れます)。

  • チックウイード
新鮮な植物を食べるかお茶(浸出液=沸騰して葉をいれて火からおろし20分置く)にして飲む。チンキ剤も使用できます。

  • メモ
い ぼは手と生殖器、生殖器と生殖器の接触で簡単に拡散します。人によっていぼに対する抵抗力がより強い場合があるので気をつける必要があります。パートナー が感染しているならコンドームやデンタルダムを使用して下さい。性的接触の前には手をよく洗って、(これは難しいですが)手と生殖器の接触を減らしましょ う。いぼがある人は年に2回検査を受ける受けてください。

ヘルペス
ヘルペスは体のどこにでも発症する可能性があります。性器ヘルペスに関しては生殖器同士の接触による感染が最も多いですが、口や手や生殖器の間の接触でも感染します。水疱や潰瘍は発症後2~10日の間に現れ発熱や風邪のような症状を伴うことがあります。人によって月経の前後やストレスを抱えているときに発症します。ヘルペスはウィルスなので体の中に住み着き再発することがあります。ヘルペスのある人はチョコレート、ナッツ、カフェイン、砂糖、そしてアルコールを避けることで発症を防ぐことが出来ます。

対処

年に1度か二度程度の発症
ゴールデンシールルーツのカプセルを発症と同時に、そしてその後二週間飲み続けてください。再発の場合これを繰り返してください。

何度も発症を繰り返す場合

免疫システムを長い期間治療する必要があります(1年くらいまで)
エキナセアを問題がなくなるまで摂って下さい。チンキ剤が便利です。他には
ニンニクをカプセルやタブレットで摂ることが勧められます。容量を多めに(12カプセルほど)を発症時(ぞくぞくする感じが特徴)とその後3日間は4時間ごとに3カプセルを摂取。その後も一日に4~6カプセルを最大一年間摂取することが薦められます。

発症中は・・

お風呂にはいって裸で歩き回る(新鮮な空気が水泡などを乾燥させます)。白い粘土は痛みを和らげ癒します。よく休んで、リラックスしてください。


食べ物

*ぶどうの皮には抗ウィルス成分が濃縮されているにであるので勧められます。
*ビール酵母(ただしガンジダがある人/かかりやすい人は避けてください)
*ビタミンC, ビタミンA, ビタミンE

*発症の原因を考えて特定できるようになってください。たとえばストレス、
鬱、特定の食べ物、服、月経、などなど。そして避けられるものは避けるようにしてください。

*コーヒー、チョコレート、ナッツ、砂糖、そしてアルコールを避けてください。

*にんにくをたくさん摂取してください(新鮮なものとカプセル)



膀胱炎/尿道炎

症状
いつもトイレに行きたい、膀胱が圧迫される、急にトイレに行きたくなるけど何も出ない(あるいは1滴や2滴ほど)、尿に血が混じる、濃い尿に強いにおいなど。これらの症状は骨盤炎症性疾患(PID)などもっと重大な感染を示すものである可能性があるので注意してください。はっきりしなければ医師にチェックしてもらってください。

原因
 腸内バクテリアのバランス崩れ、トイレにいったときに後ろから前に拭いた、ナイロンの下着、化学物質の泡、ストレス、寒さ、指やペニスやセックストイ(大人のおもちゃ)をきれいにしないで(コンドームを変えずに)膣に挿入後そのままアナルに挿入、など。

対処

☆常にこれらの感染に悩ませられる人は、砂糖を加えないクランベリージュースを毎日必ず飲む必要があります。最初の感染のサインが出たときは約500ml(16オンス)を2時間ごとに飲んでください。数時間後には症状が消えるはずです。予防のために2日に一度は500mlのクランベリージュースを飲んでください。
もし水しかなければ、500mlを1時間ごとにのみ、その後は必ず1日にコップ8杯を飲むようにしてください。

☆ベアベリー(別名 Ura―ursi)の煎じ液かチンキ剤はとても効きます。膀胱が爆発するような感じがするかもしれませんが、それは感染をなくすための動きです。

☆ ヤローを煎じ液かチンキ剤で摂ってください。
☆ アルカリ性の食事を心がけてください。フルーツ、アーモンド、にらねぎ、かぶ、大麦など。コーヒー、紅茶、肉、白小麦、砂糖、酸性の食物を避けて下さい。
☆ さらに、ゴールデンシールのカプセルを2週間摂取してください
☆ 痛む場合はヴァレリアンのカプセルやチンキ剤を必要に応じて摂取して下さい


クラミジア

クラミジアは症状なして起こることがあります。感染した子宮頚管(子宮の先)は黄色っぽい色をしています。(スペキュラムでチェックしてください)
おしっこをするときに焼けるような感覚があったり、おりものの量が増えたりします。
クラミジアはオーラルセックスによってのどに発症することもあります。感染が疑われるけれどはっきりしない場合は検査を受けて下さい。治療をしないで長い間放っておくと、クラミジアは骨盤炎症性疾患(PID)や不妊を引き起こします。ほんとだって!

対処法
エキナセアを週に2回、これを3週間続けてください。チンキ剤は吸収を促進します。煎じ液で週に2回洗浄してください。これも3週間続けて。
さらに、生のニンニクかニンニクのカプセルを毎日摂取してください。症状の状態によって1~2ヶ月続けてください。
知慮があわったらもう一度検査を受けて、本当に完治したか確かめてください。感染がひどいときはゴールデンシールで治療してください。

 
膣炎/外陰部の炎症など

膣炎はセックス以外にも抗生物質、殺精子剤、ラテックス、香料入りのせっけんなどによって引き起こされます。

ガンジダ
普段から膣の中にいるガンジダと呼ばれる酵母の様な菌によって引き起こされます。
膣は通常自然な酸性を保つバクテリアを作ることで感染から守ります。この酸性が変化したとき、ガンジダなどのバクテリアが多量に増殖し、感染を引き起こします。

ガンジダは通常性感染症とは認識されませんが、性行為によって感染することもあります。もしガンジダにかかっているならペニス、セックストイ、指などの挿入は炎症を悪化させるので避けるべきです(コンドームをつけていても)。
感染している相手とのどんな性行為のあとも手や生殖器を洗ってください。挿入や手の接触で簡単に再感染します。

原因

神経症、疲れ、妊娠、熱、生活の急な変化、新しいセックスの相手、ストレス、ビタミンBの欠乏、砂糖のとりすぎ、きつい、あるいは合成繊維の下着など。
抗生物質は膣の自然なバクテリアを拭い去るので頻繁にガンジダを引き起こします。

症状

白っぽく、カッテージチーズのようなもろもろした感じのおりものが膣や外陰部についている。外陰部がかゆくなったり炎症をおこしたりすることも。掻くとひどくなる。

                                                                治療

砂糖のはいっていない(アクティブバクテリア入りの)プレーンヨーグルトはとても効果的です。ティースプーン(必要ならスペキュラムも) 使って膣内に入れてください。入れたヨーグルトがでてくるので気になれば月経布/ナプキンなどをしてください。 
乳酸菌、中でもアシドフィルス菌のカプセルが効きます。ただし小さいので2,3個のカプセルを膣に入れる必要があります。同時に経口摂取するのもいいです。

治療の期間:5~10日間。なるべく夜に。
緊急の場合はヨーグルトを一日に3、4回使用して下さい。ベビーシリンジ(浣腸器)もヨーグルトを入れるときに使えます。

あるいは、次の項のトリコモナス膣炎のニンニク療法を行ってください

ガンジダはペニスには無症状で現れることが多い。毎晩ニンニクとヨーグルト(あるいはどちらか)をペニスに擦り付けることで治療することができます。7~10日ほど続けて下さい。

かゆみをなくすには                  

ティースプーン1杯の重曹/ベーキングソーダをコップ1杯の水にいれ、必要な場合外陰部に塗ってください。ニンニクかゴールデンシールで洗浄してください(炎症がひどい場合はひりひりします)。掻かないようにしてください。レモンと酢の酸による洗浄も効果的です。コップ2杯の水にティースプーン二杯を入れて下さい。1日に2回、2日間洗浄してください。その後さっきのヨーグルト療法をおこなって酸性のバランスを整えてください。妊娠中は洗浄を避けてください。

食べもの
酸を作る食べ物(柑橘系果物、トマトなど)、砂糖、白い小麦などは裂けてください。ビタミンBを多く含むもの(濃い緑の野菜)を食べてください。毎日大量のヨーグルトや生ニンニクを食べて下さい。

トリコモナス膣炎

性行為やお風呂などの湿った状況で感染します。月経後に起こることも多い。

症状
黄色っぽいおりもの、魚くさいにおい、かゆみ、おりものに細かい泡が混じる、血液が混じる、膣壁や子宮頚管に赤い斑点など。外陰部や膣口に炎症。

対処
ニンニクをひとかけ膣に入れる。皮をむくときにニンニクを傷つけないように。ガーゼで包んでオリーブオイルなどにつけて粘膜の炎症を避けます。タンポンの要領で奥まで入れます。取り出すのが心配な場合はデンタルプロスや糸をガーゼにつけておいてもよい。最初の2日は一日に2回か3回ニンニクを取り替えます。その後5、6日間は朝と夜に1度ずつ取り替えます。ペニスの治療にはニンニクの煎じ液やタブレットが使えます。

ゴールデンシールカプセルを経口摂取してください。これを2週間つづけてください。煎じ液による膣の洗浄も一緒に行うとかゆみがとれます、2週目にはいったら洗浄は控えめに。


細菌性膣炎+淋病

これらは抵抗力を真剣に立て直さなければならないことを示しています。治療は長くなりますがじっくり待って下さい。途中でやめるとすぐに再発します。


症状
ベージュ色のおりもの、悪臭、外陰部の炎症やかゆみ。症状がないことも。

対処
エキナセアの煎じ液かチンキ剤を2~3ヶ月。

煎じ液による膣の洗浄もあわせて週に1~3回、おりものやかゆみの問題がなくなるまで行ってください。洗浄を必要以上に行わないで下さい。不快な場合じゃヴァレリアンを摂取してください。


ほかの症状の場合、自然療法の専門家に相談してみてください。

薬草を使う場合注意が必要です。特に普段親しみのない植物などは要領や使い方をよく調べてください。

参考
女性のためのハーブ自然療法 アン・マッキンタイア
日本のハーブ事典
オレンジページ 女性のBODYブック
HOTPANTZ
http://homepage2.nifty.com/swash/fish/ Fish STD情報

Saturday, November 05, 2005

Friday, November 04, 2005

ナビゲーション

将来ブログ以外に移行するか、なんとかして見やすい資料箱にしたい。それまでとりあえずこれで。半端なメモなどは省略してあります。

テーマ別投稿

*月経*





    *レシピ/DIY health*




    *乳がん/乳房の健康*




    *本・ミニコミ*


    *web資料*

    *その他*

    Wednesday, November 02, 2005

    Fertiliry Awareness Method

    避妊の一種として「ピルの危険な話」「ピルー私たちは選ばない」などでリズム法としても紹介されている(注1)FAM(Fertility Awareness Method)は、基礎体温+子宮のさきっぽの分泌液(膣分泌液とは別)+子宮の位置+子宮口の硬さ、開き具合などの情報を基に排卵日を特定することで避妊/妊娠の手段として、あるいは体と月経のサイクル/感染症のサイン(予防はしません)をしるためなどに使える方法。薬草堕胎(Herbal Abortion)を実行する際にもしておくと確実性が高まる。
     避妊手段としてだけいえば、すぐに使えるわけじゃないし条件が限られてくるけど技としてもっとしっかり知りたいので、一度リンクなど張っておく。


    一通りのチェックポイント(基礎体温~子宮口の情報)を網羅して書いているもの。一応妊娠したい人向け。なでしこクリニック




    注1:しかし欧米ではリズムメソッドというと荻野式のように過去の月経リズムかr数言えるだけのもので、FAMとはまったく違うことに注意(11/20追加)

    このページの下の方《からだの自然なサイクルを利用した避妊法》を参照


    いろいろな避妊法




    つづく。。

    Thursday, October 27, 2005

    めんすあーと3 (10月分 一つ目)


    Oct28bldrt
    Originally uploaded by gurefuru.
    どうしても子宮、生殖器系を書いてしまう。そして絶対バランスよく描けない。大きくかいちゃう。レモン一個の大きさ(カップと変わらないね)ときいてるけどマンゴーになってしまう。だってこの痛さがレモン一個の仕業とは思えない・・。
      行き詰ったところでとりあえず全部こぼしてさらさらじゃなくて少し粘るおんで全体に伸ばしてみた。「汚いな」とおもったんだけど(そう、最近やっぱ思うと きは思うというのを正直に言わなくちゃとおもってる)、ちょっとたってまたみにいったらまた気が変わった。きれい。どっちなんだ・・どっちでもいいのか。

     写真はまだ携帯のカメラで撮ったのしかない。


    他のアングル

    イベント紹介

    気になる、参加するイベントなど紹介。時間軸順。




    11月5日 新宿strike everywhere
     GRRRL INFOというブースで参加

    11月6日 大阪 第18回 女と健康フェスティバル
         

    11月19日 千駄ケ谷 反戦と抵抗のフェスタ
         ジェンダー/セクシュアリティブースで参加(予定)
       

    11月23日 世田谷 pad patrol 月経布縫いに参加。月経痛体操もやってみる。

    Sunday, October 09, 2005

    breast health/「普通の」おっぱい

    ボランティアによるランダムな「普通のおっぱいたち」の公開。銭湯に行く、というのと同じ効果があるかもしれない。

    スクロールして真ん中の方ね

    Normal Breasts Photos Gallery





    こんなのも
    ノーブラ同盟(ちょっと荒らされてるかな?)

    Saturday, October 08, 2005

    review:ほっとする生理痛の本


    女性の悩み解決ガイド “ほっ”とする生理痛の本』

    清水直子、わたなべゆうこ著   築地書館
    ★★★☆☆
    著 者の二人は雇用・労働などをテーマにするフリーライターと、『なぜ婦人科にかかりにくいの?』も共著している子宮・卵巣がんのサポートグループを運営する 人が書いたもの。月経で体がつらくて会社を休もうとして会社の上司に電話口で「這ってでも来いよ」と言われてから生理休暇を認めさて、その会社を辞めて鍼 灸院へ通って6年目ようやく苦痛を感じずに月経を向かえた著者のひとりの体験談から始まる。そこには月経痛という体験が仕事、社会、病院から受ける粗末な 扱いやそれに伴ってふてくされの感情=ストレスなどのせいで余計つらいものになっていることへの問題意識(ポイント★)がこの本の重要な要素としてあることがわかる。様々な体験談は「月経痛という体験」がいろいろであること、つまりCMとは違ってみんなある鎮痛剤を飲めば治るわけではないし、「月経は病気じゃない」「子供を産めば治る」と医者に言われても納得できるはずがないものだったりする。
      本の中の具体的な情報は、月経痛の原因、子宮系の病気との関連、婦人科での治療の受け方、鎮痛剤、漢方、ピルなどの成分・説明・飲み方の注意、月経と社会 環境、生理休暇のとりかた、周囲との関係、薬以外のセルフケア、民間療法、心の治療、などかなり広い内容。治療については、どれを薦めるということでもな く、それぞれの上手な使い方をきっと悩みながらも丁寧に書いている感じが好印象。ただし「生理クイズ」の「タンポンはからだによくないの?」にたいしてそ んなことはありません!と答えていて(これはケミカルナプキンと比べて、という前提で、化学物質の話よりも女性が自分の膣を触るタブーに反抗しての答えに なっているから微妙。)課題を残す部分もある。
     ツボやストレッチの図もついたセルフケアの部分が結構充実しているのでここだけでも目を通す価値があると思う(ポイント★)。
    『なぜ婦人科に~』と同じように、巻末に用語集、本・ウェブサイトのリスト、関連団体のリストがあるのが気に入ったところ(ポイント★)。

    Sunday, October 02, 2005

    論文:更年期の構築

    「更年期」関連もうひとつ
                    
    仮想医療人類学通信より

    更年期の構築

    ーー医療が描く女性像ーー

    山本 祥子

    第11号(2004年2月)




    はじめに

     女性の中高年期には「更年期」という難関があると考えられており、折しも団塊の世代がその年代を迎えつつある今日、日本人口の約一割に相当する数の女性が「更年期」ゾーンに入っていると言われている(1996年8月14日付日本経済新聞)。主婦層を対象とした女性誌やさまざまなメディアには「更年期」関連の情報が溢れ、そこでは医療専門家による「更年期とはどのような時期であるか」、「どのような症状が現れるか」、「できるだけ快適に過ごすためには、どのような対処や生活態度が必要か」といった‘啓蒙’活動が熱心に行われている。そして、そのような活動は、「更年期」に対する人々、特に女性たちの関心を一層高めている。

     「更年期」は一般に閉経と結びついた現象として理解されており、そして閉経は初経以来続いていた女性の生殖期間の終焉を目に見える形で提示する。ところで、われわれ女性は生殖と関わる月経について、奇妙に違和感を覚える体験を余儀なくされてきた。初経を迎えると家族が赤飯で祝うという風習があるが、筆者はかつてその時を迎えた時に、母親から「赤飯で祝ってほしいか」と尋ねられ、「いらない」と答えた記憶がある。単に個人的体験として、さして意識にも留めずにきたのであるが、授業を担当する女子学生たちの中にも全く同じ体験をもつ者が少なからずいることを知り、このような母と娘の反応が単に偶然や個人的なものではないことに気づいた。初経を迎えること、あるいはそれを祝ったり祝われたりすることへの女性たちの反応は複雑である。母親も娘も、初経を迎えることを正常な発達として喜ばしく感じる反面、社会的に月経は不浄なもの、恥ずべきもの、秘すべきものとされていることを知っている。そこに矛盾を感じるが故に、手放しで祝う気になれない。このような月経に対するアンビヴァレンスは、多くの社会で見られることが指摘されている(バードウィック、 1974、原著、1971)。

     それでは不浄なものとされる月経からの解放、すなわち閉経が浄化につながるのかといえば、そうではなく、閉経後の女性は母性性も女性性も喪失した無用の存在に貶められてきた。子宮が機能している状態も、機能しなくなった状態も忌むべきものとして位置づけられてきた事実は、女性全体の自己イメージを著しく損ない、無意識のうちに自らを社会的劣位に置くことに寄与してきたに違いない。

     また、「更年期」と重なる中高年期には、男女の間に二重基準が存在した。人の一生で、この時期ほど女性と男性の人間としての価値が隔たる(とされてきた)時は他にない。さまざまな研究が、女性が伝統的な体制のもとでいかに劣位に置かれてきたかを明らかにしているが、それでも首尾良く結婚に成功し、母性性を発揮できている限りにおいて、女性にもそれなりの社会的価値が認められてきた。しかし母性性を失い、若さを失う中高年期には、女性はその存在価値を全く喪い、古くは迫害の対象にすらなったのである(「魔女狩り」の歴史書に詳しい)。わが国においても、中高年女性を表す表現といえば、‘おばたりあん ’といった蔑称のイメージが主流となってきた。そのような時期に都合よく「更年期」が準備されていることについて、筆者は月経に関する不可解かつ不愉快な体験と併せて、何か‘作為的なもの’を感じてきた。ジェンダー論という視角を得た現在では、それは‘政治的な仕組み’と言い換えることができるであろう。

     そこで、実際のところ「更年期」とは何か、どのようにして我々の社会に立ち現れたのかという疑問を解くために、現在「更年期」の定義付けや説明を独占している医療領域でのその扱いを年代順に追うこと、つまり「更年期」の医療化過程を原初からたどることを志した。

     ところで、われわれの社会では病気を「身体上、あるいは精神上に現れる何らかの不調」と意味づけており(波平、1984)、その意味でここで扱う「更年期(障害)」もひとつの‘病い’と位置づけることができる。一般に‘病気’については、その本態とは別にそれぞれ固有のイメージが形作られ、そのようなイメージが病気に張り付く政治的な隠喩として人々に影響を与えていることを指摘したのはスーザン・ソンタグであった(ソンタグ、1992、原著 1978)。本稿では医療論文の分析を通して「更年期」の医療化過程を辿り、更にわが国において「更年期」のイメージが作り上げられてきた過程を明らかにしつつ、その隠喩を読み解くことを主たる目的としたい。

    1.「更年期」の記号

     医療論文の分析に入る前に、一般に流布している「更年期」という語の記号性に触れておきたい。日本国語大事典(小学館)によると、「更年期」という語はすでに明治時代の小説「青春」に現れており、閉経期女性の情緒的不安定を表す文脈で用いられている。しかし、現在われわれが親しんでいる「更年期」概念、すなわち閉経前後には心身の不調が発現し、それは医療の対象となり得る、といった「更年期」の捉え方は比較的新しい。伝聞によれば明治生まれの女性たちは「更年期だ何だといって騒がなかった」とのことである。後に見るように、「更年期」の医療モデルは第二次大戦後に出現した。

     その医療では「更年期」と「更年期障害」は同義ではないことを強調しており、確かに「更年期」は字義通りには一定の期間を指す語であるが、留意しなければならないのは「更年期」が決して時間的巾のみを表す概念ではないことである。われわれが「更年期」の語を思い浮かべる際には、そこに必ず「更年期障害」が内包されている。一般には「更年期」と「更年期障害」はほとんど同義に用いられることすら観察され、日常会話では「更年期がひどい」とか「更年期はほとんど無かった」などの表現もみられる。閉経前後の時期に「更年期障害」を訴えて医療機関を訪れる女性は一部に過ぎない。しかし「更年期」が閉経を中核として成立しており、その閉経は大方の女性が迎える普遍の現象であるために、あたかも全ての女性が「更年期障害」の脅威に晒されているかのごとき構図が成り立っている。筆者は授業を担当する女子大学生に毎年「更年期」について尋ねることにしているが、その語自体を知らない学生はきわめて希であり、また「更年期」について何らかの明るい肯定的なイメージを持つ者は皆無である。言うなれば、女性は人生の早い時期にこの語と出会い、その年齢に達するまでにたっぷりと時間をかけて無意識のうちに「更年期」への予期不安をふくらませるといっても過言ではないであろう。そして、それ故に「更年期障害」は実現される。

    2. わが国における「更年期」の医療化過程

     コンラッドとシュナイダー(1980)は医療化過程、つまり今まで医療の対象として存在しなかった状態が医療の対象となるプロセスには、概念化、制度化、そして医師ー患者間の相互作用という3つのレベルがあるとしている。まず概念化レベルは、医学用語や医学モデルを用いた医学的な‘発見’が学会誌などで報じられることから始まり、そこで要因論の展開や定義付けが行われる。そこで、医療モデルである「更年期」を理解するために、その医療化最初期段階である概念化がわが国でどのように進行していったかを、医学論文を年代順にフォローすることによって見ることとした。

     分析対象とする医学論文は、月刊誌『産婦人科の世界』(医学の世界社)掲載のもの(キーワードとして更年期、更年期障害、中高年女性、不定愁訴、自律神経失調の語をタイトルに持つもの)を選択した。当誌は1949年(昭和24年)に創刊され、今日7000部の発行をみる月刊誌であって、商業誌ながら長期間継続発行されていること、論文発表者および論文掲載誌の権威や影響力が大きいこと、などの点で「更年期」の概念化過程をみる(Bell, 1987)ための条件を満たすものと考えられる。

     『産婦人科の世界』掲載の「更年期」関連論文 158報 を通読すると、およそ以下のようのようなことが明らかになる。

     1) 日本社会に「更年期」という概念が広まりはじめたのは 1950年代後半になってかのことである。

    2) 「更年期」医療の歴史は、要因論や定義づけをめぐっておよそ二つの時期に分けることができる。その前期は「更年期」導入期の1950年代から1980年代半ばまでであり、「更年期障害」の要因を生物学的、心理学的、環境的の三つに帰する3要因説が主流を成す。後期は1985年ごろから今日に至るまでで、「更年期」の新しい捉え方が導入され、エストロゲン(卵胞ホルモン)単独要因説が「更年期」医療を席巻する。

    3) 「更年期」関連の論文数は年代を追って増加の一途をたどる。

     4) 医療言説の中には「更年期」の医原病的性格や、「更年期」そのものを疑問視するもの、つまり対抗言説(カウンター・ディスコース)も存在するが、それらは「更年期」医療の重要性を強調する言説活動の大きなうねりのなかにかき消されていく。

     5) 対象誌掲載の「更年期」関連論文のうち、医学論文(執筆者および筆頭執筆者が医師または医学者であるもの)の著者をみると、その 98.7%が男性である。

    6) 「更年期障害」の要因は、すべて患者である女性個々人の中に求められ、環境的要因と言われるものにも社会的要因、つまり社会構造そのものに要因を見いだそうとする視点は決して現れない。

     7) 「更年期」医療成立には多くの隠喩が関与している。

    上記 7項目のうち 1)~4) は「更年期」の成立過程に関する内容であり、5)~7)は「更年期」を扱う医療の体質を物語るものである。本稿の主たる目的は 7) に関するものであるが、わが国における「更年期」医療の歴史の概略をみながら医療の保持する体質を理解し、「更年期」という‘病い’に張り付く政治的隠喩の検討を試みることとしたい。

    「更年期」の導入期と3要因説

     『産婦人科の世界』は1949年創刊であるが、「更年期」関連の論文が現れるのは6年後の1955年になってからである。最初の執筆者である九嶋は、後に自分が「更年期の研究に手を染めたのは終戦直後であり」また「その頃更年期障害の研究など手がけているものは誰もいなかった」と述べていることから(九嶋、1955)、「更年期」が社会的認知を得はじめたのは九嶋による論文が公表されはじめた1950年代半ば頃と考えてよいであろう。

     この頃から1980年代半ばにかけて「更年期」の要因や定義について諸説が現れるが、基本的には定義は1976年に開催された“更年期に関する国際会議”での合意に基づき「生殖期から生殖不能期への移行期」とされる。また「更年期障害」は「更年期に発現する自律神経症候群」であり、内分泌性のものと心因性のものとがあるとされる。(九嶋、1955)。その要因としては、内分泌性の‘生物学的要因’と、個人的性格や態度に由来する‘心理学的要因’、それに閉経期前後の女性が置かれている家族的状況、すなわち‘環境的要因’が絡み合ったものとする3要因説が成立し(森、1980)、後述の新モデルが登場する1980年代半ばまで「更年期」医療を支える理論的根拠とされる。

     ところで、数多くの論文に現れるこの3要因モデルを客観的に検討すると、いくつかの矛盾がみられ、このモデルが「更年期障害」を十分に説明し得るものではないことが明らかになる。「更年期障害」のうち‘ほてり’や‘のぼせ’‘性交困難’などいくつかの身体症状はエストロゲン分泌量の低下、すなわち生物学的要因との因果関係が立証され、エストロゲン補充療法による効果が認められるのであるが、「更年期障害」の主要な症状とされる心因性の諸症状については、いづれの論文においても閉経やエストロゲン量減少との因果関係が明確にされておらず、それらを「更年期」特有の障害として位置づけるに足る、説得力のある説明がなされていない。以下にその詳細を見て行くこととしたい。

     心因性の「更年期障害」は研究者の見解に従って神経性様症候群、自律神経症、不定愁訴症候群、更年期心身症などと呼ばれるのであるが、これらの症状や症候群に対しては、エストロゲン補充療法を実施しても効果が見られず、内分泌とは無関係であることが早くから指摘されていた(九嶋、1955、 1958)。

     更にこれらの症状が決して「更年期」に固有のものではなく、思春期にも、妊娠、産褥、分娩などと関連するいわゆるマタニティー・ブルーとしても、あるいは流産、人口中絶、不妊手術、子宮摘除などの後などの性成熟期にも、また老年期にも発現することが報告されており(長谷川、1972、藤井、 1974)、「年代に関係なく更年期障害様の症状を示す群が各年代層に一定の割合で存在する(本庄、1989、森、1985)」ことが明らかにされている。つまり、心因性症状は「更年期障害」の主要な部分を成しているとされるにも拘わらず、それらは「更年期」に限って発現するわけではないのである。

     もしこの時点で「更年期」問題、特に中高年期女性の心因性諸障害の問題が医療の枠を越え、幅広い議論をよんでいたならば、それらが医療の問題というよりは女性の心理社会的問題であるとの見解も生じ得たであろう。筆者がもっとも問題視したいのは、「更年期」が閉鎖的に医療問題とされてきたために、それらが女性個々人の‘病い’としか認識されず、女性が置かれている社会的立場、つまりジェンダーの問題として検討される可能性が封じられてきた点である。この議論は後の「更年期」の隠喩の項で改めて取り上げることとして、医療モデルに論を戻すこととする。

     3要因説にもとづく「更年期」モデルが説得的な理論を打ち出すことができない事実は、「更年期」医療の悩みの種であることが医療言説に度々表明される。曰く「更年期の問題は・・・十分に解明されていない(小林、1966)」、「何分にもこの時期の医学的問題には社会的要因が多いので隔靴掻痒の感(森、中島、1978)」「独立した疾患として認めるとしても、その定義は必ずしも定かではない(唐沢、1980)」「更年期の病態については・・・未だに統一された見解がないのが実状(相良 他、1989)」など。「更年期は確かに存在するものであるが、定義し難いものである(柳沼、1989)」といった「更年期」の把握しがたさに対するいらだちにも似た表現が繰り返される。

     このような曖昧性から、医療内部にも「更年期」そのものを疑問視する声があがり、「精神医学の立場から・・・更年期障害といわれるものが疾病単位を意味するかどうか判らない、それが症候群として一定の状態をあらわしているのかどうかも不明である、との指摘がある(古賀 他、1966)」といった産婦人科内部での自省の声もあがる。

     しかし、医療内部で問題になっているこのような曖昧性とは無関係に、一般には「更年期」は実在するものとして広く流布し、導入以来30年の間に医療モデルとしての「更年期」は確実に社会に根付いて周知の概念となる。

     「更年期」医療モデルの基盤が曖昧であるにも拘わらず、それを体験する女性たちから何の異論も異議申し立ても提示されないまま今日に至った背景としては、医療の専門性と威信の高さ、そして女性の側に中高年期の諸問題を‘病い’としておきたかった無意識的な動機が働いているものと考えられる。また、語るのは男性であり、女性は語られる側に置かれてきたというジェンダーの構造も関係している。このような女性の医療への‘取り込まれ易さ(ヴァルネラビリティー)’については、稿を改めて「患者化」あるいは「医師―患者間の相互作用」をテーマとして論じたいと考えている。

    エストロゲン単独要因説の登場

     1985年に従来と異なった「更年期」および「更年期障害」の捉え方を示す一つの論文が発表され、「更年期」医療は新たな段階を迎えることになった。この新モデルを発表した五十嵐は、従来の「更年期障害」の用語の曖昧性を指摘し、最新の米国における考え方を導入して「更年期」に新たな定義づけを提唱した(五十嵐、1985)。「更年期」を「卵巣機能の急激な衰えに随伴してエストロゲンの分泌が低下する時期」と限定し、また「更年期障害」も「女性の更年期に出現する症状のうち、エストロゲンの減少によって起こってくる特定の症状(月経不順~閉止、顔面紅潮、不眠、寝汗、その他エストロゲン投与で治療する症状)を指す」と限定した。

     これによって医療を悩ませてきた「更年期障害」の曖昧性は一応払拭され、治療もエストロゲン補充療法という明確な路線が打ち出されることになる。しかし、この狭義の「更年期障害」のみでは、治療対象が従来に比べ極度に縮小されることになる。そこで、五十嵐は狭義の「更年期障害」に、従来からの心因性更年期障害を「閉経期精神症候群」として、また閉経後女性のエストロゲン慢性欠乏に起因する諸症状を「老年期障害」としてつけ加えて、これらを閉経症候群と総称することを提唱する(五十嵐、1986、下図参照)。

    閉    「更年期障害」・・・エストロゲン急減に起因する諸症状



    症  「閉経期精神症候群」・・・従来の不定愁訴症候群など心因性の諸症状

    候        

    群 「老年期障害」・・・エストロゲンの慢性欠乏に起因する諸症状

                 (骨粗鬆症、高脂血症、肥満など)

     以上3要因説とエストロゲン単独説について述べてきたが、結論から言えばこの二つの説は根本において差異をもつものではない。疾病の名称や範疇は異なっていても、両説とも「更年期」医療の対象とするのは内分泌性と心因性の諸症状であり、新しいモデルでは「老年期障害」をエストロゲンの慢性的欠乏状態として治療対象につけ加えることによって、「更年期」医療の範囲を更に拡大している。そして、「更年期」の全体像は相変わらず「定義しがたいもの」としての状態にとどまっている(柳沼、1989)。

     この新しいエストロゲン単独説には女性にとって重大な問題点が含まれていることを指摘しておかなければならない。この説は、加齢に伴う女性ホルモンの趨勢的減少の流れを自然の成りゆきとは捉えず、糖尿病などと同じく‘欠損症(deficiency disease、McCrea,1983)’とみなすことになる。結果としてすべての女性が治療対象の範疇に入ることになり、女性は‘生まれながらの患者(natural patient、田原、1995)’とみなされることになる。

     「更年期」医療モデルに共通する見解は、先にも触れたように「更年期障害」の原因と治療目的を女性個々人の中にみる点である。これは「更年期」に限らず医療全体の問題点として指摘されているが、美馬は「あることがらを近代医療の対象とすることは、それを‘病気’という個人的な問題とみなすことを意味し、そのことがらが持ちえたかもしれない社会的な広がりを隠蔽してしまうことである」と述べている(美馬、1995)。「更年期」医療はジェンダー論的視点を欠いており、女性の中高年期の諸問題を医療問題として取り込むことによって、ジェンダーを見直す機会を狭めてきたことは先にも指摘した通りである。結果として「更年期」医療は伝統的な体制を維持、強化する機能を果たしてきたとすることができるであろう。

    3.「更年期」産業

     『産婦人科の世界』が掲載する「更年期」関連の論文数は時代とともに増加の一途をたどるが、専門領域における「更年期」言説の量的増加は世界的傾向であることが報告される。その事実は医療言説の中では「更年期の重要性の認識が増幅している証左である(柳沼、1989)」とされているが、「誰にとって重要か」という点については重要性を主張する人々、すなわち医療に携わる人々にとって、という皮肉な指摘も可能である。

     1950年代の「更年期」成立当時から近年までの「更年期」論文を注意深く読むと、論文数の増加に伴って、その中で扱われる「更年期」患者の数も増加していった事実が浮かび上がってくる。医療の対象でなかったものが医療化されることによって、多くの患者が医療機関の門を叩くことになるが、現在の「更年期」のように全ての女性を巻き込み得る‘病い’の場合には、患者となる女性数は膨大なものになる。それは当然のことながら医療機関と製薬産業の隆盛につながるであろう。近年、予防医学の必要性から更年期検診制度の実現が強力に主張されているが(桑原、1990、永田、1991、ほか)、それが実現をみれば医療機関に割り当てられる予算や治療費は膨大な額に達するであろう。

     医療が専門誌およびマス・メディアを通して行う一連の「更年期」言説活動を中高年女性対象の市場開拓と捉え、「更年期産業」と喝破したのはニュージランドのサンドラ・コウニーであった(Coney, 1994)。本稿で分析対象とした医療言説からも「更年期」の産業としての側面を読みとることができる。すでに1970年代には少子化への懸念が見通され、『産婦人科の世界』でも少子化対策の特集が組まれているが、そこで「斜陽の産婦人科診療にとって・・・「更年期」は救いの一つとなり得るのではないか・・・更年期障害はいわば産婦人科の宝庫(森、1978)」といった医療の利益の意図も仲間内では隠されることがない。

    4.「更年期」の隠喩

     従来のジェンダー、つまり社会文化的女性役割は女性に母性とセクシュアリティーを求めてきた。伝統的な視点からすれば、「更年期」と呼ばれる時期に女性はその両方を失う。

     しかも、中高年期の意味には男女の間で二重基準が存在した。女性が「更年期」にあたる40歳代後半から50歳代後半にある時期、その配偶者たちは所属する組織においてそれぞれ相応の高い地位を占めて‘壮年’と呼ばれるように働き盛りの時期にあり、また「中年の魅力」とか「ロマンスグレー」といった呼称でも象徴されるように性的にもまだ十分に魅力的たり得る、人生でもっとも充実した段階にあった。伝統的なジェンダーは女性の幸せを結婚に限定し、人生の最も重くかつ価値ある役割は、子を産み育てる母性性にあるとしてきた。母役割遂行後にしかるべき社会的役割が用意されていなかった事実や性の二重基準、性における夫たちの横暴が「主婦症候群」や空巣期の憂うつとして発現したことはわれわれの記憶に新しいところである(目黒、1980、円より子、1988)。そのような社会状況のもとでの閉経は、女性にとってセクシュアリティーと生殖能力の終焉、すなわち女としての終わり以外の何者でもなく、閉経後老年期にいたるまでの女性は、定年退職後の男性に対する蔑称「産業廃棄物」になぞらえて言うならば「生殖廃棄物」といった存在であった。女性の‘老い’にそのような意味しか与え得ないような社会において、閉経と結びついた「更年期」に女性たち自身が何らかポジティヴな感情を投影し得たであろうか。男性の充実した中高年期に引き比べ、女性の中高年期は自尊感情の低下を招来せずにはおかないような、悲しくも空しい、女としての終わりの時であった。医療が提供する「更年期」モデルは社会の、そして女性たち自身のネガティヴな中高年女性観を背景に成立したのである。「更年期」の医療言説は専ら男性による論文で構成されているが、その中では伝統的ジェンダーに基づく女性観が端的に表明されている。追ってそれらについての検討を加えたい。

     病気にはさまざまな隠喩が張り付くことに注目し、文学作品などを通して結核と癌、それにエイズの象徴的意味を読み解いたのはスーザン・ソンタグである(ソンタグ、1977、1988)。ソンタグは人間にとって避けられない病いに対処するには、隠喩がらみの病気観を一掃することが「健康に病気になる」方法であるとしている。ソンタグに準じるとすれば、「更年期」とよばれる時期を最も健康にやり過ごすためには「更年期」の隠喩の正体を明らかにし、それらから解放されることが必要であろう。既述の通り「更年期」は独占、排他的に医療概念であり、「更年期」の医療言説は専ら男性によって語られた女の心と身体の状態から成り立っている。その医療言説の中から「更年期」の隠喩となっている代表的な記述をいくつか拾い出してみたい。

     ☆「更年期障害」の多くは自律神経の失調に起因するが、・・・人工流産の罪悪感がしばしばその遠因になる(志田、1957)。

     ☆ 更年期の女性が最も耐え難いのは、男子には無い更年期を女子のみが耐えなければならないという不公平であろう。女子の生理的障害は何と苦難に満ちたものであることか。月経が順調で、その存在が女性の若さやホルモンの充実の徴と自認してきた者にとっては、更年期は若さとの決別を意味し、老衰への第一歩として恐ろしく耐え難いものと感じられるに違いない(小林、1966)。

    ☆ 婦人がもつ自らの美貌の衰え、性愛面、リビドー面、その他一切の老化への不安はわれわれの想像を越えるものがあると思われる(小川、1966)。

    ☆更年期障害は・・・家庭婦人より職業を有する者の方に多く現れる傾向があり・・・職場における負荷を軽減すれば発症を抑制することができるものと考える。彼女らにおける負荷の軽減とは、現在の地位の放棄か部分的サボタージュにほかならない(唐沢、1969)。

    ☆ 女性にとって本能的な女性美は卵巣機能をおいては考えられないので、更年期には当然これにも衰えが見えだし、焦燥感を抱くようになる。そのほか更年期婦人では、家族(子供、主人、性問題、経済問題、子供たちの巣立ちと孤独感、嫁姑問題ほか)での心配事や成人病への不安なども起こりやすいので、心理的にも不安定になりがち・・・更年期は婦人の一生の他の時期に比べて身体的にも精神的にもきわめて不安定な特殊な時期といえる(森 他、1978)。

     ☆ 女性には「女性」と「母性」の二つの面があるが、・・・「母性」を失うことの意義は計り知れないくらい大きく、再び取り戻せなくなった時の衝撃もまたしかりである(唐沢、1980)。

     ☆ 独身婦人においては・・・将来結婚する機会に恵まれる可能性はきわめて少なく、そのために老後に対する不安感は大きい。これが更年期障害の誘因として無視できない・・・(唐沢、1980)。

    ☆ シングルの女性たちの中年心理として・・・閉経を迎え、自分が母親になることの可能性が全くなくなってしまうことに対する心理的な反応が起こる。自分の女性としての生物学的な可能性を、ついに実現しないまま人生を終わるという限界に直面したときに、これで本当によいのかという迷いが生じる(小此木、 1984)。

     上にあげたのは「更年期」医療に携わる医師たちの基本的な女性観を示す例の一部に過ぎないが、それらは共通して伝統的なジェンダー観に基づく女性への役割期待に裏付けられている。それらは以下のように要約することができる。

     1)中高年期(更年期)は若さとの決別を意味し、老衰への入り口と感受されている。

     2)女性にとって生殖能力を失うことは大きなダメージである。

     3)女性は若さとパッケージされた美しさを喪失することに対して大いなる不安をもつ。

     4)女性は妊娠中絶に対して罪悪感を抱いている。

     5)結婚は女性の幸せの基本であり、独身女性の老後に対する不安は大きい。

     6)家庭の主婦に比べ、職業をもつ女性の境涯はストレスに満ちたものである。

     7)医療は女性の生活様式や生きがいについて、適切な指導力を保有している。

     以上のような女性観には、家庭に閉じこめられてきた女性の不満や不安、職業に従事する女性をとりまく性差別的な環境への目配りは認められず、一方女性の中高年期に関する明るい側面、例えば月経の煩わしさや母役割から解放される歓び、外面上の若さや美貌とは別の女性の内面的成熟への評価、女性が個人として生きる人生での充実感などへの視点が欠けており、また家庭における家事、介護、嫁姑関係などの主婦役割を自明のものとしている。

     医師たちの女性観に基づく「更年期」の隠喩は、女性の価値を若さと母性性のみに置く伝統的性別役割分業体制のエキスともいうべきもので、まさにソンタグの言う政治的意味あいをもつものと言えよう。「更年期」という装置は、貶められた中高年期女性を‘病い’として医療に取り込むことによって、ジェンダー変革の契機を封じ込め、伝統的構造の維持強化に寄与してきたことになる。

    5.「更年期」の再定義に向けて

     老化や死は避けられないものである。しかし、女性が閉経を迎えたからといって老衰を嘆くには人生は長くなりすぎた。社会の高齢化が中高年期の女性の行動を変え、その時期への意味付けをも変えつつある今日では、マス・メディアにみる医療言説にも「更年期」を肯定的に捉えることを促すものが出てきている。しかし、医療概念である「更年期」そのものが中高年女性を医療にからめ取り、積極的な行動への方向付けを阻む機能を果たすことはこれまでに述べてきた通りである。

     更年期は本来 change of life を意味し「生活を改める時期」と解することもできる。医療概念として生まれた語であるために閉経と結びつけられてきたが、新たにより広義に意味付けを行うとすれば、諸々の社会的役割から解放される時期、例えばユングやレビンソンが提唱する‘個性化’のための時期という捉え方も可能であろう。そうなれば更年期は男女両性に適用可能な概念となるし、そこでは閉経や「更年期障害」は更年期に起こる諸々の事象の一部にすぎなくなる。

     今後ジェンダーの変革が更に進み、伝統的体制の中で培われてきた制度としての‘女’(萩野、1990)が変容を遂げれば、女性の中高年期の意味も変わり、「更年期」の存立はその根拠を失うのではないだろうか。

    まとめと展望

     「更年期」は「更年期障害」を内包した医療概念である。

     「更年期」がわが国に出現したのは、1950年代になってからである。つまり、その頃から中高年女性の医療への取り込みが始まった。その後医療による「更年期」の言説活動は年を追って盛んになり、その結果「更年期」患者も増加していった。

     「更年期」は、ホルモンの定量など科学技術の進歩によってつくり出された‘病い’であると同時に、家父長的体質をもつ医療によって構築された概念であり、伝統的な女性観、つまり女性の社会的役割は母性性と女性性にあるとする旧いジェンダーの上に成立している。換言すれば、「更年期」自体が近代という時代がもつ女性観を基盤としたジェンダーの一側面とみることができよう。

     現在では「更年期障害」は閉経前後のエストロゲン分泌量急減に起因すると考えられており、その治療法は主としてエストロゲン補充療法となってきている。エストロゲン量の不足を‘病い’と捉えるこの「更年期障害」観によると、閉経以後の女性全てが「更年期」医療の対象となり、女性は‘生まれながらの患者(natural patient)’として医療専門家の支配下に置かれることになる。もはやこのモデルは「更年期」の成立を支えてきた隠喩を必要とせず、個々の女性の生き方(伝統的であろうと非伝統的であろうと)に関わりなく全ての女性を医療の対象とし得る。しかも、部分的ながら中高年女性を「更年期」という‘病い’に取り込むことによって、ジェンダー変革の契機を封じ込める機能も果たすであろう。

     若い世代を中心に女性たちの生き方が変貌を遂げつつある今日、医療に欠けているジェンダー論の視点から「更年期」の捉え直し議論を行うことによって、中高年期における女性の在りかたも現在とは異なったものに展開する可能性が開かれている。筆者が本稿で表明したかったことは、「更年期」が医療問題としてのみ扱われてきたことへの異議申し立てである。

     ここでは「更年期」医療の言説活動を分析対象としてその構築過程を検討してきたが、次稿では患者である女性の側からの「更年期」構築への関与を検討することとしたい。

    参考文献

    1.資料とした医学文献:

    『産婦人科の世界』1949、Vol.1(創刊号) ~1995、Vol.47 (引用文献リスト 割愛)

    九嶋 勝司『更年期のはなし』同文書院、 1974

    2.それ以外の参考文献

    Bell, Susan.E.,Changing Ideas: The mediーcalization of menopause, Soc. Sci. Med., Vol.24, No.6, pp.535-542,1987.

     バードウィック、ジュディス著、今井 欣悦 他訳『女性心理ー性的・社会的葛藤の分析』原書店、1974

    Coney, Sandra,The Menopause Industory: How Medical Establishment Exploits Women, Hunter House, 1994.

    Conrad, Peter & Schneidar, Joseph, Lookーing at levels of medicalization: A comment of Stro-ng's critique of thesis of medicーal imperialism, Soc. Sci. Med.,Vol.14A,pp75-79,1980.

     萩野美穂「女の解剖学ー近代身体の成立ー」、萩野美穂編著『制度としての〈女〉ー性・産・家族の比較社会史ー』平凡社、1990.

    Kaufert, Patricia A. & Gilbert Penny,  Women, Menopause and Medicalization, Cultーure, Medicine and Psychiatry 10, D. ReidelPublishing Company, 1986.

    キッセ、J.I.,スペクター、M.B.、村上直之訳「社会問題の構築ーラベリング理論を越えてー」マルジュ社、1992

     レビンソン、ダニエル J.『人生の四季』講談社、1980

    円より子『主婦症候群』筑摩書房、1988

    McCrea, Frances B.,The Politics of Menーopause: The“Discovery of Deficiency Disーease”,Social Problems, Vol.31,No.1,1983.

    目黒依子『主婦ブルース』筑摩書房、1980

    美馬達哉「第3章 病院」黒田浩一郎編『現代医療の社会学』世界思想社、1995

     波平恵美子「病気と治療の文化人類学」海鳴社、1984

    ソンタグ、スーザン、富山太佳夫訳『隠喩としての病い』『エイズとその隠喩』みすず書房、1992

    佐藤純一「第1章 医学」黒田浩一郎編『現代医療の社会学』世界思想社、1995

    田原範子「第8章 精神医療」黒田浩一郎編上掲書

    徳岡秀夫『社会病理の分析視角』東京大学出版会、1987  

    Copyright Shoko YAMAMOTO, 2004

    Saturday, October 01, 2005

    本:更年期 日本女性が語るローカル・バイオロジー


    読みたい本です。

    日本女性が語るローカル・バイオロジー 

    みすず書房

    マーガレット・ロック
    江口重幸・山村宜子・北中淳子共訳
    A5判・492頁
    定価5880円(本体5600円)
    ISBN4-622-07161-4 C0047
    2005.09.16
    ENCOUNTERS WITH AGING:
    Mythologies of Menopause in Japan and North America
    by Margaret Lock



    みすず書房サイトより
    近年、更年期を、閉経以降の女性ホルモン“欠乏”と関連づけられている西洋医学的概念「メノポーズ」と基本的に同一視し、医療化する趨勢が強まっている。著者は、医療化が始まる直前の80年代に、当時更年期に該当していた日本女性を対象として医療人類学的調査をおこなった。そこでは意外にも、北米で言うメノポーズと日本の更年期との間に、身体症状の明白な違いがあることが示された。著者は〈語り〉の分析をとおして、「メノポーズ=更年期」という図式や、「暇人の病」など、更年期に絡みつく神話をねばり強く解体してゆく。

    本書がとりあげている“昭和一桁”世代の女性の語りから浮かび上がるのは、混乱期に生まれ、世界観の激変の中をひたむきに生きてきた女性たちの個人史、そしてあくまでその個人史と結びついた「更年期」の自覚症状の出現である。著者は「異常とされるのは更年期自体ではない。……更年期は圧倒的に社会的なカテゴリーなのである」と指摘する。

    更年期というカテゴリーの独自性を十二分に示したのち、後半で著者は、「もし更年期を日本の歴史と文化の産物と見るのなら、なぜメノポーズを西欧文化の産物と考えてはいけないのだろうか?」と問いを逆転させる。そして西洋の医学史・文化史をたどる周到な議論によって、「メノポーズ」という概念から“生物学的普遍性”の御墨付きを引き剥がすのである。これを受けて最終章は、メノポーズに対するホルモン療法のリスク‐ベネフィットを再考し、治療方針に関する具体的な提言をおこなっている。この事例はまた、ローカル・バイオロジーの視点からの西洋医学的治療のリスク‐ベネフィットの再検討という、普遍的な課題の存在を示唆している。

    M.ロック(Margaret Lock)
    英国ケント州生まれ。カナダ在住。マッギル大学医療社会学部・文化人類学部教授。カナダ・ロイヤル・ソサエティ会員。日本と北米をおもなフィールドとして、きわめて質の高い医療人類学的研究を長年精力的に続けている。その功績により2005年、カナダ最高の学術賞であるキラム賞を受賞。本書によってもステイリー賞(J. I. Staley Prize)など複数の賞を受けている。その他の単著に、East Asian Medicine in Urban Japan: Varieties of Medical Experience(University of California Press, 1980)〔中川米造訳『都市計画と東洋医学』思文閣出版、1990〕、Twice Dead: Organ Transplants and the Reinvention of Death(University of California Press, 2001)〔坂川雅子訳『脳死と臓器移植の医療人類学』みすず書房、2004)〕があるほか、アラン・ヤングらとの共編であるLiving and Working with the New Medical Technologies : Intersections of Inquiry (Cambridge University Press, 2000)をはじめ多数の編著書がある。

    江口重幸(えぐち・しげゆき)
    1951 年生まれ。1977年、東京大学医学部医学科卒業、現在は東京武蔵野病院(教育研究部長)。精神科医。文化精神医学、医療人類学、力動精神医学史に関心をもつ。著書に、『文化精神医学序説』(酒井明夫ほかとの共著、金剛出版、2001)、訳書に、アーサー・クラインマン『病いの語り』(誠信書房、 1996)、バイロン・グッド『医療・合理性・経験』(誠信書房、2001)(いずれも共訳)などがある。

    山村宜子(やまむら・よしこ)
    翻訳家。1946年生まれ。国際基督教大学卒。訳書にマーティン・セリグマン『オプティミストはなぜ成功するか』(講談社、1991)、アーサー・アッシュ『静かな闘い』(日本放送出版協会、1993)、キャサリン・モーリス『わが子よ、声を聞かせて』(日本放送出版協会、1994)、アーサー・カリンドロ『あなたの人生を変えるシンプルな10のステップ』(ダイヤモンド社、2000)、セーラ・バークリー『ジェイミー』(清流出版、1998)、ボニー・アンジェロ『ファーストマザーズ』(清流出版、2004)、ほか多数。

    北中淳子(きたなか・じゅんこ)
    1970 年生まれ。シカゴ大学修士、マッギル大学博士課程在籍、慶應義塾大学文学部助手。専門は医療人類学。論文に、「鬱の病」(栗山茂久・北澤一利編著『近代日本と身体感覚』所収、青弓社、2004)、「『神経衰弱』盛衰史:『過労の病』はいかに『人格の病』へとスティグマ化されたか」(『ユリイカ』第36巻第 5号、2004)、など。

    Friday, September 30, 2005

    めんすあーと2





    他の写真はこちら

    Thursday, September 29, 2005

    anarchafeminist porn


    Made in Secret というタイトルでカナダのジェンダー・ベンディングな男女によるドキュメンタリー映画。映画をとるために結成されたコレクティブの中にいた3年の付き合いのカップルと、他のメンバーを交えた性的関係の可能を探る、というかんじのもの。
     セックスシーンはそれほど多いわけではないみたいで、集団の中の合意形成のプロセスを丁寧に描き出しているようです。現在アメリカとカナダを回っている様子。

    説明より、予告編をみてください。面白そう。

    予告編

    webサイト

    Sunday, September 25, 2005

    diy sextoy

    おうちでつくる性具の資料
    homemade sextoy(日本語版)

    翻訳もれとか、女性バージョンが少ないとかいろいろあるけど、おもしろいかな。絵がなんだかね。
    Image Hosted by ImageShack.us

    condom dildo


    かわいさ追求、か。いや、素材による微調整が。

    Friday, September 23, 2005

    zine library

    気になってたミニコミはいくつかネットにあがっていることを発見。ここ

    特にきになっていたのは
    Jane


    Fertility Awareness For Non-invasive Birth Control



    Fighting Back: Self-Defense for Womyn and Girls

    乳がん系記事

    newstarget.comより
    記事のリスト





    Natural sunlight destroys breast cancer tumors through creation of Vitamin D

    マンモグラフィーは乳がんの原因(英文)


    Mammograms cause breast cancer (and other cancer facts you probably never knew)



    reast cancer is the leading cause of death among American women between the ages of 44 and 55. Dr. Gofinan, in his book, Preventing Breast Cancer, cites this startling statistic along with an in-depth look at mammographic screening, an early-detection practice that agencies like the American Cancer Society recommend to women of all age groups. According to most health experts, catching a tumor in its early stages increases a woman's chances of survival by at least 17 percent.

    The most common method for early detection is mammography. A mammogram is an X-ray picture of your breast that can reveal tumor growths otherwise undetectable in a physical exam. Like all x-rays, mammograms use doses of ionizing radiation to create this image. Radiologists then analyze the image for any abnormal growths. Despite continuous improvements and innovations, mammography has garnered a sizable opposition in the medical community because of an error rate that is still high and the amount of harmful radiation used in the procedure.

    Effectiveness of Mammography
    Is mammography an effective tool for detecting tumors? Some critics say no. In a Swedish study of 60,000 women, 70 percent of the mammographically detected tumors weren't tumors at all. These "false positives" aren't just financial and emotional strains, they may also lead to many unnecessary and invasive biopsies. In fact, 70 to 80 percent of all positive mammograms do not, upon biopsy, show any presence of cancer.

    At the same time, mammograms also have a high rate of missed tumors, or "false negatives." Dr. Samuel S. Epstein, in his book, The Politics Of Cancer, claims that in women ages 40 to 49, one in four instances of cancer is missed at each mammography. The National Cancer Institute (NCI) puts the false negative rate even higher at 40 percent among women ages 40-49. National Institutes of Health spokespeople also admit that mammograms miss 10 percent of malignant tumors in women over 50. Researchers have found that breast tissue is denser among younger women, making it difficult to detect tumors. For this reason, false negatives are twice as likely to occur in premenopausal mammograms.




    Radiation Risks
    Many critics of mammography cite the hazardous health effects of radiation. In 1976, the controversy over radiation and mammography reached a saturation point. At that time mammographic technology delivered five to 10 rads (radiation-absorbed doses) per screening, as compared to 1 rad in current screening methods. In women between the ages of 35 and 50, each rad of exposure increased the risk of breast cancer by one percent, according to Dr. Frank Rauscher, then-director of the NCI.
    According to Russell L. Blaylock, MD, one estimate is that annual radiological breast exams increase the risk of breast cancer by two percent a year. So over 10 years the risk will have increased 20 percent. In the 1960s and 70s, women, even those who received 10 screenings a year, were never told the risk they faced from exposure. In the midst of the 1976 radiation debate, Kodak, a major manufacturer of mammography film, took out full-page ads in scientific journals entitled About breast cancer and X-rays: A hopeful message from industry on a sober topic.

    Despite better technology and decreased doses of radiation, scientists still claim mammography is a substantial risk. Dr. John W. Gofman, an authority on the health effects of ionizing radiation, estimates that 75 percent of breast cancer could be prevented by avoiding or minimizing exposure to the ionizing radiation. This includes mammography, x-rays and other medical and dental sources.

    Since mammographic screening was introduced, the incidence of a form of breast cancer called ductal carcinoma in situ (DCIS) has increased by 328 percent. Two hundred percent of this increase is allegedly due to mammography. In addition to harmful radiation, mammography may also help spread existing cancer cells due to the considerable pressure placed on the woman's breast during the procedure. According to some health practitioners, this compression could cause existing cancer cells to metastasize from the breast tissue.

    Cancer research has also found a gene, called oncogene AC, that is extremely sensitive to even small doses of radiation. A significant percentage of women in the United States have this gene, which could increase their risk of mammography-induced cancer. They estimate that 10,000 A-T carriers will die of breast cancer this year due to mammography.

    The risk of radiation is apparently higher among younger women. The NCI released evidence that, among women under 35, mammography could cause 75 cases of breast cancer for every 15 it identifies. Another Canadian study found a 52 percent increase in breast cancer mortality in young women given annual mammograms. Dr. Samuel Epstein also claims that pregnant women exposed to radiation could endanger their fetus. He advises against mammography during pregnancy because "the future risks of leukemia to your unborn child, not to mention birth defects, are just not worth it." Similarly, studies reveal that children exposed to radiation are more likely to develop breast cancer as adults.




    Navigating the Statistics
    While the number of deaths caused by breast cancer has decreased, the incidence of breast cancer is still rising. Since 1940, the incidence of breast cancer has risen by one to two percent every year. Between 1973 and 1991, the incidence of breast cancer in females over 65 rose nearly 40 percent in the United States.
    Some researchers attribute this increase to better detection technologies; i.e., as the number of women screened for breast cancer rises, so does the number of reported cases. Other analysts say the correlation between mammographic screening and increases in breast cancer is much more ominous, suggesting radiation exposure is responsible for the growing number of cases. While the matter is still being debated, Professor Sandra Steingraber offers ways to navigate these statistics. According to Steingraber, the rise in breast cancer predates the introduction of mammograms as a common diagnostic tool. In addition, the groups of women in whom breast cancer incidence is ascending most swiftly – blacks and the elderly – are also least likely to get regular mammograms.

    The majority of health experts agree that the risk of breast cancer for women under 35 is not high enough to warrant the risk of radiation exposure. Similarly, the risk of breast cancer to women over 55 justifies the risk of mammograms. The statistics about mammography and women between the ages of 40 and 55 are the most contentious. A 1992 Canadian National Breast Cancer Study showed that mammography had no positive effect on mortality for women between the ages of 40 and 50. In fact, the study seemed to suggest that women in that age group are more likely to die of breast cancer when screened regularly.

    Burton Goldberg, in his book, Alternative Medicine, recommends that women under 50 avoid screening mammograms, although the American Cancer Society encourages mammograms every two years for women ages 40 to 49. Trying to settle this debate, a 1997 consensus panel appointed by the NIH ruled that there was no evidence that mammograms for this age group save lives; they may even do more harm than good. The panel advises women to weigh the risks with their doctors and decide for themselves.

    New Screening Technologies
    While screening is an important step in fighting breast cancer, many researchers are looking for alternatives to mammography. Burton Goldberg totes the safety and accuracy of new thermography technologies. Able to detect cancers at a minute physical stage of development, thermography does not use x-rays, nor is there any compression of the breast. Also important, new thermography technologies do not lose effectiveness with dense breast tissue, decreasing the chances of false-negative results.

    Some doctors are now offering digital mammograms. Digital mammography is a mammography system in which x-ray film is replaced by solid-state detectors that convert x-rays into electric signals. Though radiation is still used, digital mammography requires a much smaller dose. The electrical signals are used to produce images that can be electronically manipulated; a physician can zoom in, magnify and optimize different parts of breast tissue without having to take an additional image.

    The experts speak on mammograms and breast cancer:
    Regular mammography of younger women increases their cancer risks. Analysis of controlled trials over the last decade has shown consistent increases in breast cancer mortality within a few years of commencing screening. This confirms evidence of the high sensitivity of the premenopausal breast, and on cumulative carcinogenic effects of radiation.
    The Politics Of Cancer by Samuel S Epstein MD, page 539
    In his book, "Preventing Breast Cancer," Dr. Gofinan says that breast cancer is the leading cause of death among American women between the ages of forty-four and fifty-five. Because breast tissue is highly radiation-sensitive, mammograms can cause cancer. The danger can be heightened by a woman's genetic makeup, preexisting benign breast disease, artificial menopause, obesity, and hormonal imbalance.
    Death By Medicine by Gary Null PhD, page 23

    "The risk of radiation-induced breast cancer has long been a concern to mammographers and has driven the efforts to minimize radiation dose per examination," the panel explained. "Radiation can cause breast cancer in women, and the risk is proportional to dose. The younger the woman at the time of exposure, the greater her lifetime risk for breast cancer.
    Under The Influence Modern Medicine by Terry A Rondberg DC, page 122

    Furthermore, there is clear evidence that the breast, particularly in premenopausal women, is highly sensitive to radiation, with estimates of increased risk of breast cancer of up to 1% for every rad (radiation absorbed dose) unit of X-ray exposure. This projects up to a 20% increased cancer risk for a woman who, in the 1970s, received 10 annual mammograms of an average two rads each. In spite of this, up to 40% of women over 40 have had mammograms since the mid-1960s, some annually and some with exposures of 5 to 10 rads in a single screening from older, high-dose equipment.
    The Politics Of Cancer by Samuel S Epstein MD, page 537

    No less questionable—or controversial—has been the use of X rays to detect breast cancer: mammography. The American Cancer Society initially promoted the procedure as a safe and simple way to detect breast tumors early and thus allow women to undergo mastectomies before their cancers had metastasized.
    The Cancer Industry by Ralph W Moss, page 23

    The American Cancer Society, together with the American College of Radiologists, has insisted on pursuing largescale mammography screening programs for breast cancer, including its use in younger women, even though the NCI and other experts are now agreed that these are likely to cause more cancers than could possibly be detected.
    The Politics Of Cancer by Samuel S Epstein MD, page 291

    A number of "cancer societies" argued, saying the tests — which cost between $50-200 each - - are a necessity for all women over 40, despite the fact that radiation from yearly mammograms during ages 40-49 has been estimated to cause one additional breast cancer death per 10,000 women.
    Under The Influence Modern Medicine by Terry A Rondberg DC, page 21

    Mammograms Add to Cancer Risk—mammography exposes the breast to damaging ionizing radiation. John W. Gofman, M.D., Ph.D., an authority on the health effects of ionizing radiation, spent 30 years studying the effects of low-dose radiation on humans. He estimates that 75% of breast cancer could be prevented by avoiding or minimizing exposure to the ionizing radiation from mammography, X rays, and other medical sources. Other research has shown that, since mammographic screening was introduced in 1983, the incidence of a form of breast cancer called ductal carcinoma in situ (DCIS), which represents 12% of all breast cancer cases, has increased by 328%, and 200% of this increase is due to the use of mammography.69 In addition to exposing a woman to harmful radiation, the mammography procedure may help spread an existing mass of cancer cells. During a mammogram, considerable pressure must be placed on the woman's breast, as the breast is squeezed between two flat plastic surfaces. According to some health practitioners, this compression could cause existing cancer cells to metastasize from the breast tissue.
    In fact the benefits of annual screening to women age 40 to 50, who are now being aggressively recruited, are at best controversial. In this age group, one in four cancers is missed at each mammography. Over a decade of pre-menopausal screening, as many as three in 10 women will be mistakenly diagnosed with breast cancer. Moreover, international studies have shown that routine premenopausal mammography is associated with increased breast cancer death rates at older ages. Factors involved include: the high sensitivity of the premenopausal breast to the cumulative carcinogenic effects of mammographic X-radiation; the still higher sensitivity to radiation of women who carry the A-T gene; and the danger that forceful and often painful compression of the breast during mammography may rupture small blood vessels and encourage distant spread of undetected cancers.
    The Politics Of Cancer by Samuel S Epstein MD, page 540

    Since a mammogram is basically an x-ray (radiation) of the breast, I do not recommend mammograms to my patients for two reasons: 1) Few radiologists are able to read mammogams correctly, therefore limiting their effectiveness. Even the man who developed this technique stated on national television that only about six radiologists in the United States could read them correctly. 2) In addition, each time the breasts are exposed to an x-ray, the risk of breast cancer increases by 2 percent.
    The Hope of Living Cancer Free by Francisco Contreras MD, page 104

    Mammography itself is radiation: an X-ray picture of the breast to detect a potential tumor. Each woman must weigh for herself the risks and benefits of mammography. As with most carcinogens, there is a latency period or delay between the time of irradiation and the occurrence of breast cancer. This delay can vary up to decades for different people. Response to radiation is especially dramatic in children. Women who received X-rays of the breast area as children have shown increased rates of breast cancer as adults. The first increase is reflected in women younger than thirty-five, who have early onset breast cancer. But for this exposed group, flourishing breast cancer rates continue for another forty years or longer.
    Eat To Beat Cancer by J Robert Hatherill, page 132

    The use of women as guinea pigs is familiar. There is revealing consistency between the tamoxifen trial and the 1970s trial by the NCI and American Cancer Society involving high-dose mammography of some 300,000 women. Not only is there little evidence of effectiveness of mammography in premeno-pausal women, despite NCI's assurances no warnings were given of the known high risks of breast cancer from the excessive X-ray doses then used. There has been no investigation of the incidence of breast cancer in these high-risk women. Of related concern is the NCI's continuing insistence on premeno-pausal mammography, in spite of contrary warnings by the American College of Physicians and the Canadian Breast Cancer Task Force and in spite of persisting questions about hazards even at current low-dose exposures. These problems are compounded by the NCI's failure to explore safe alternatives, especially transillumination with infrared light scanning.
    The Politics Of Cancer by Samuel S Epstein MD, page 544
    High Rate of False Positives洋ammography's high rate of false-positive test results wastes money and creates unnecessary emotional trauma. A Swedish study of 60,000 women, aged 40-64, who were screened for breast cancer revealed that of the 726 actually referred to oncologists for treatment, 70% were found to be cancer free. According to The Lancet, of the 5% of mammograms that suggest further testing, up to 93% are false positives. The Lancet report further noted that because the great majority of positive screenings are false positives, these inaccurate results lead to many unnecessary biopsies and other invasive surgical procedures. In fact, 70% to 80% of all positive mammograms do not, on biopsy, show any presence of cancer.71 According to some estimates, 90% of these "callbacks" result from unclear readings due to dense overlying breast tissue.72
    Alternative Medicine by Burton Goldberg, page 588

    "Radiation-related breast cancers occur at least 10 years after exposure," continued the panel. "Radiation from yearly mammograms during ages 40-49 has been estimated to cause one additional breast cancer death per 10,000 women."
    Under The Influence Modern Medicine by Terry A Rondberg DC, page 122

    According to the National Cancer Institute, there is a high rate of missed tumors in women ages 40-49 which results in 40% false negative test results. Breast tissue in younger women is denser, which makes it more difficult to detect tumours, so tumours grow more quickly in younger women, and tumours may develop between screenings. Because there is no reduction in mortality from breast cancer as a direct result of early mammogram, it is recommended that women under fifty avoid screening mammograms although the American Cancer Society still recommends a mammogram every two years for women age 40-49. Dr. Love states, "We know that mammography works and will be a lifesaving tool for at least 30%."
    Treating Cancer With Herbs by Michael Tierra ND, page 467

    Equivocal mammogram results lead to unnecessary surgery, and the accuracy rate of mammograms is poor. According to the National Cancer Institute (NCI), in women ages 40-49, there is a high rate of "missed tumors," resulting in 40% false-negative mammogram results. Breast tissue in younger women is denser, which makes it more difficult to detect tumors, and tumors grow more quickly in younger women, so cancer may develop between screenings.
    Alternative Medicine by Burton Goldberg, page 973

    Even worse, spokespeople for the National Institutes of Health (NIH) admit that mammograms miss 25 percent of malignant tumors in women in their 40s (and 10 percent in older women). In fact, one Australian study found that more than half of the breast cancers in younger women are not detectable by mammograms.
    Underground Cures by Health Sciences Institute, page 42
    Whatever you may be told, refuse routine mammograms to detect early breast cancer, especially if you are premenopausal. The X-rays may actually increase your chances of getting cancer. If you are older, and there are strong reasons to suspect that you may have breast cancer, the risks may be worthwhile. Very few circumstances, if any, should persuade you to have X-rays taken if you are pregnant. The future risks of leukaemia to your unborn child, not to mention birth defects, are just not worth it.
    The Politics Of Cancer by Samuel S Epstein MD, page 305

    Other medical research has shown that the incidence of a form of breast cancer known as ductal carcinoma in situ (DCIS), which accounts for 12% of all breast cancer cases, increased by 328% — and 200% of this increase is due to the use of mammography!
    Under The Influence Modern Medicine by Terry A Rondberg DC, page 123

    As the controversy heated up in 1976, it was revealed that the hundreds of thousands of women enrolled in the program were never told the risk they faced from the procedure (ibid.). Young women faced the greatest danger. In the thirty-five- to fifty-year-old age group, each mammogram increased the subject's chance of contracting breast cancer by 1 percent, according to Dr. Frank Rauscher, then director of the National Cancer Institute (New York Times, August 23, 1976).
    The Cancer Industry by Ralph W Moss, page 24

    Because there is no reduction in mortality from breast cancer as a direct result of early mammograms, it is recommended that women under 50 avoid screening mammograms, although the American Cancer Society is still recommending a mammogram every two years for women ages 40-49. The NCI recommends that, after age 35, women perform monthly breast self-exams. For women over 50, many doctors still advocate mammograms. However, breast self-exams and safer, more accurate technologies such as thermography should be strongly considered as options to mammography.
    Alternative Medicine by Burton Goldberg, page 973

    In the midst of the debate, Kodak took out full-page ads in scientific journals entitled "About breast cancer and X-rays: A hopeful message from industry on a sober topic" (see Science, July 2, 1976). Kodak is a major manufacturer of mammography film.
    The Cancer Industry by Ralph W Moss, page 24

    The largest and most credible study ever done to evaluate the impact of routine mammography on survival has concluded that routine mammograms do significantly reduce deaths from breast cancer. Scientists in the United States, Sweden, Britain, and Taiwan compared the number of deaths from breast cancer diagnosed in the 20 years before mammogram screening became available with the number in the 20 years after its introduction. The research was based on the histories and treatment of 210,000 Swedish women ages 20 to 69. The researchers found that death from breast cancer dropped 44 percent in women who had routine mammography. Among those who refused mammograms during this time period there was only a 16 percent reduction in death from this disease (presumably the decrease was due to better treatment of the malignancy).
    Dr Isadore Rosenfeld's Breakthrough Health By Isadore Rosenfeld MD, page 4
    n 1993耀eventeen years after the first pilot study葉he biochemist Mary Wolff and her colleagues conducted the first carefully designed, major study on this issue. They analyzed DDE and PCB levels in the stored blood specimens of 14,290 New York City women who had attended a mammography screening clinic. Within six months, fifty-eight of these women were diagnosed with breast cancer. Wolff matched each of these fifty-eight women to control subjects謡omen without cancer but of the same age, same menstrual status, and so on謡ho had also visited the clinic. The blood samples of the women with breast cancer were then compared to their cancer-free counterparts.
    Living Downstream by Sandra Steingraber PhD, page 12

    One reason may be that mammograms actually increase mortality. In fact numerous studies to date have shown that among the under-50s, more women die from breast cancer among screened groups than among those not given mammograms. The results of the Canadian National Breast Cancer Screening Trial published in 1993, after a screen of 50,000 women between 40-49, showed that more tumors were detected in the screened group, but not only were no lives saved but 36 percent more women died from
    The Cancer Handbook by Lynne McTaggart, page 57

    One Canadian study found a 52 percent increase in breast cancer mortality in young women given annual mammograms, a procedure whose stated purpose is to prevent cancer. Despite evidence of the link between cancer and radiation exposure to women from mammography, the American Cancer Society has promoted the practice without reservation. Five radiologists have served as ACS presidents.53
    When Healing Becomes A Crime by Kenny Ausubel, page 233

    Premenopausal women carrying the A-T gene, about 1.5 percent of women, are more radiation sensitive and at higher cancer risk from mammography. It has been estimated that up to 10,000 breast cancer cases each year are due to mammography of A-T carriers.
    The Politics Of Cancer by Samuel S Epstein MD, page 539

    A study reported that mammography combined with physical exams found 3,500 cancers, 42 percent of which could not be detected by physical exam. However, 31 percent of the tumors were noninfiltrating cancer. Since the course of breast cancer is long, the time difference in cancer detected through mammography may not be a benefit in terms of survival.
    Woman's Encyclopedia Of Natural Healing by Dr Gary Null, page 86

    The American College of Obstetricians and Gynecologists also has called for more mammograms among women over 50. However, constant screening still can miss breast cancer. mammograms are at their poorest in detecting breast cancer when the woman is under 50.
    The Cancer Handbook by Lynne McTaggart, page 53

    Despite its shortcomings, every woman between the ages of fifty and sixty-nine should have one every year. I also recommend them annually for women over seventy, even though early detection isn't as important for the slow-growing form of breast cancer they tend to get. One mammogram should probably be taken at age forty to establish a baseline, but how often women should have them after that is debatable. Some authorities favor annual screening. Others feel there's not enough evidence to support screening at all before fifty. Still others believe that every two years is sufficient. I lean toward having individual women and their doctors go over the pros and cons and make their own decisions. Finally, a mammogram is appropriate at any age if a lump has been detected.
    The Longevity Code By Zorba Paster MD, page 234 For breast cancer, thermography offers a very early warning system, often able to pinpoint a cancer process five years before it would be detectable by mammography. Most breast tumors have been growing slowly for up to 20 years before they are found by typical diagnostic techniques. Thermography can detect cancers when they are at a minute physical stage of development, when it is still relatively easy to halt and reverse the progression of the cancer. No rays of any kind enter the patient's body; there is no pain or compressing of the breasts as in a mammogram. While mammography tends to lose effectiveness with dense breast tissue, thermography is not dependent upon tissue densities.
    Alternative Medicine by Burton Goldberg, page 587

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    Monday, September 12, 2005

    おまけ/disarm dsei

    このブログにはあまり関係ないけど、投稿しようとした先がうまく使えないのでとりあえずここに置く。






    多 くの批判にさらされる隔年開催のDSEi(ヨーロッパの最も大きい兵器フェア)がロンドンで9月13ー16日の間、イーストエンドとドックランズの周り に抗議行動を引き起こしながら開催されます。 また、今年、兵器フェアの非難の根拠はニューアムバラ市議会とニューアムの市長から来ました。 兵器フェアに対する出来事は2つの対抗会議、記者会見、直接行動トレーニング、Reclaim the Streets Party、(キャンドルライトの通夜)、および封鎖を含んでいます。 また、代表の夕食会に対する抗議はちょうど発表されたところです。

    警察の威嚇、ハラスメント、容赦のない監視に関わらず、行動や抗議は フェアの開始前から始まりました。 8日木曜日に、反武器貿易運動家たちはは、兵器フェアを企画、構成して、促進することにこれらの会社の関わっていることの認識度を上げるためにオックス フォード、KidlingtonにあるDSEi組織者でリードElsevier、のオフィスを訪問しました。

    DSEiにか招かれた武器製造会社の中にはイスラエルや南アフリカの会社も多い。(資料pdf)



    訪問↓
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    またclownたち
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    Friday, September 09, 2005

    暴力と共同体の資料

    ミニコミ「むむむ」で触れた資料のリンクを見失っていたけれど再び発見しました。

    Thoughts about community support around intimate violence(PDFファイル)



    サンフランシスコのアナキストによる「被害者」と「加害者」を同時に支援するて共同体の中における親密な間柄におきる暴力の問題を解決する試みに関する冊子。

    Wiki編集中/月経資料

    ウィキペディアの月経(主に月経用品)、月経カップ項目を編集中。布ナプキン/月経布の項目も誰かぜひ書いてください。




    新着月経資料

     Love your blood 【info zine】英文

    月経用品に関する情報ミニコミを、作者が自分のブログに載せたもの。情報の内容自体は数ある関連web、冊子とそう変わらないけど、一つにまるごと集めたことでいいものになっているのと、私も自分で作るときは入れよう、と思ってた重要な視点(例えば月経=女性ということではないということとか)に触れているので気に入った。
     

    Friday, September 02, 2005

    リンク切れ/micro credit

    mujeres creandoのホームページが表示されなくなってしまった。でも前はたしかにwww.mujerescreando.comで行けたはず・・。技術的な問題か、あるいは権力的な事態か、、。

    変わりに見つけたのがCreandoの中のひとり、María Galindoの写真。ここのページから。

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    CREANDOのマイクロクレジット債務者との活動についての新しい記事を見つけたので、機械翻訳にかけて、「占拠」が「職業」(occupation)になってたのでそこだけ直した(直ってないとこもあるかも)。随時直していくつもり。



    ボリビア: ダイナマイトとmolotovsで武装していた債務者

    7月2日に、レポートは首都、ラパス、ダイナマイトとmolotovsで武装していた小さい債務者のグループで銀行の管理の政府機関のビルを占領したボリビアから来ました。 そこでは、彼らが、それらが銀行の手で受けていたinjustと薄情な処理に対する彼らの進行中の抗議に注意を向けるために団体の94人の小役人を人質として取っておきました。

    占拠の90日以上前の間、何千人もの小さい債務者が、プライベートバンクからお金の端金を借りて、現在銀行から法外な状態で苦しんでいる習慣であった1万2000人以上の労働者、農業者、および失業者の抗議運動に参加しにボリビアからのラパスに来続けていました。 借りられた量はそれぞれ100!)5,000ドルまで変化しました。

    ボリビアの最近の干ばつ(国の悪化している経済恐慌、および銀行によって練習された無慈悲な高利)は結合して、人々が彼らの銀行返済を満たすのを不可能にしました。 多くの場合、銀行は、債務者に対して訴訟を起こして、彼らの貧弱な所有物をrequistionedしました。 債務者の多くが通りに住んでいるのに減少しました。 いくつかに関しては、非常に、抗議が少なくとも6人の小さい債務者を始めて以来また、立証された銀行の動作で引き起こされた災いと自暴自棄は自殺しました。

    活動家の最初のグループが警備員によって目だたない銀行に入った後に、他のものは、ダイナマイト、molotovs、およびガソリンの棒を運びながら、続きました。 ビルダイナマイトの最上階から、警察が入るのを防いで、以下でイサベルla Catolica広場に投げられました。 トップレベル銀行の重役は、警察の介入を止めるために、ダイナマイトのバンドルにタイアップされて、付けられました。 次に、数人の債務者がビルの5階のバルコニーに続きました、そして、メガホンを使用すると、彼らの抗議について説明するスピーチがしました。 彼らはそれらに対してそれらの負債の総キャンセルと銀行の動作の終わりを要求しました。

    ここに、交渉は小さい債務者の代理をしていた役人と一流の銀行業当局と主な教会数値と人権擁護団体の代表とアナキストフェミニスト機構のメンバー、Mujeres Creandoの間で始まりました。 90日間の抗議の間、小さい債務者の機構では、anarcha-フェミニストは、小さい債務者を構成しているのを助けて、活発でした。 銀行占拠の初期のレポートは、Mujeres Creandoのメンバーがかかわったと主張しました。 しかしながら、それらが厳密に平和な機構であると主張して、Mujeres Creandoは銀行占拠自体へのどんな参加も否定しました。 交渉は人質の解放につながりました、そして、活動家は高層ビルを出ました。 協定は促進薬として交渉と政府支払いで5,000ドル未満の負債、高利に関するケースの調査、アナキストの認識とのアカウントの含まれている和解に債務者に対する合法的な処置のサスペンションのための銀行に達しました。

    債務者は、銀行と政府に彼らの要求を聞かせて、重要な譲歩を得ました。 しかしながら、多くの人々が、圧力がいったん緩和されると銀行が彼らの約束を破ると恐れます。 占拠を終わらせれば政府による弾圧に直面することはないと保証されたにもかかわらず、彼らが高層ビルを出たすぐ後に少なくとも70人の活動家が逮捕されました。 他の小さい政府鎮圧で恐ろしい債務者は、ラパス大学で難を避けて、去るのを拒否しました。

    Mujeres Creandoによって取られた姿勢は領域の一般に、小さい債務者の闘争心を拍手喝采して、単に直接行動で、労働者が正義のための彼らの戦いに成功すると認める他のほとんどのアナキストグループによって共有されません。

    デアドラ・ホーガン

    Monday, August 29, 2005

    zine 「むむむ」

    長らく準備していたミニコミが完成。このブログとはほぼ内容が同じ。でもここには出ていないものも多い。タイトルはおなじ(思いつかなかったから)。
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    内容

    *月経痛・PMSの対処方レシピ
    *女性の健康運動
    *魔女の犯罪
    *ボリビアのアナーカフェミニスト集団
    *共同体と暴力と支援
    *書評「なぜ婦人科にかかりにくいの」
    *詩(R・Dレイン「好き・好き・大好き」富山弁訳)
    *コラージュ「ストーカーからの手紙」

    ほしい方連絡ください。

    東京新宿の模索社IRAにも置かせていただきました。

    Thursday, August 25, 2005

    menstrualart メンスアート

    月経カップを使い出してからやってみたくて手を出していなかった月経美術に挑戦。月経血を使ったものが主だけど、月経をテーマにするあらゆる「アート」がこう呼ばれる。

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    はじめて他人のをみたのはここだった。最初にみたときはあまり魅力を感じなくて、「気持ち悪い」といったような中傷のコメントが痛々しかっただけだった(今は参加者も増えたせいか、コメントからも連帯感がみられる。荒らしはとっとと追放だ、といったいきおい。)。魅力を感じなかった理由は時間がたつときれいな血の色もかすんでしまい物悲しいというのがひとつ。あとはアート、ってだけでそう面白いものかどうかとか、そんな感想だったと思う。

    やってみて、色の濃淡とか、質感とか結構遊べて面白いなと思った。色が変わった後も、なんか強い感じが気に入った。忙しいので残りの感想はまたあとで。

    (28日書き足し)

    ライブジャーナルのコミュニティに投稿した。色のことをかいたら、描き始めからすこしずつ写真を撮っておくと、色のうつりかわりがえみれて楽しいというコメントをくれた人がいた。次はやってみよう。そう、花をかいたのは、最近やったバイトで花の下のほうにある葉をとる作業があってこうやってワイルドさをそぎ取った上で店頭にならぶんだと改めて意識して、でもこのままきれいなのにって忙しい中でちょっと思ったことを反映させた。
     メンスアートのコミュニティblood artによる、メンスアートの経験の共有するにあたって考えてみることの提案。これを考えながら月経血で遊ぶことをもうすこしやってみたい。




     1、月経血を使って作品をつくることで、あなたの月経に対する態度が変わったり、新たな期待を産んだりすることがありますか?

     2、創造的なはけ口はあなたの月経の肉体的な経験をよくしますか?

     3、多くの社会でタブーとされていることに手を出すとき、どんな気分ですか?

     4、血をトラウマ的で暴力的なものと見がちな世界で、月経血による芸術作品は何を表すとおもいますか? 


    Friday, August 19, 2005

    icarus project

    あとでリンクを張っておきたい、リニューアルしたページ

    メンタルヘルス関連

    http://theicarusproject.net/