Monday, May 28, 2007

6月30日(土)午後は模索舎@新宿へ

ラジオ ルクセンブルグ×むむむ共同企画(といってもいまのところまかせきり)があります。
あまり内容をきっちり決めず、来てくれた人の興味に合わせてその場でお互いに話ができたらと思います。もちろんしゃべりたくない人がだまっててOK。ひとりで十分おしゃべりなので。
模索舎は新宿にあるミニコミや少流通出版物を扱う書店です。むむむ等のミニコミを置かせていただいています(現在むむむは在庫切れですが、欲しい人は作りますので模索舎かIRA宛に注文を出してください。)。
トークの当日も店内通常営業中ですので、イベント自体オープンであることに加えて、文字通り人が出たり入ったりすることが予測されますので、そのつもりでいらしてください。じっくり話せない、話し足りなかったという感じになったら、またそこにいる人の興味や都合に合わせて別の場を設定するつもりです。とりあえず、気軽に寄り道してみてください。





grape fruits ×talk session

第一回目のテーマ「あなたの身体とわたしの身体」

心と身体は一致して行動している?
マンスリーデイズはどうすごしている?
マンスリーデイズ前にやっかいなことに悩まされていない?
初めての潮がきたときはどんな気分だった?
生理休暇をしっかりとれている?
性は秘め事?
腰が痛い、足が痛い・・・そんなときには
周囲にはどんなことを協力してほしい?

などなど
日 時:2007年6月30日(土)
   午後14時~16時ぐらいまで。
  (15時ぐらいからおやつタイム)
場 所:模索舎(新宿)
入場料:無料
連絡先:TEL;03-3352-3557
道順などは↓
http://www.mosakusha.com/A_File/tizu_main.html/

飲み物:グレープフルーツCOBOサイダー、カモミールティなど。
お菓子:ベジアイスや、おからクッキーなど。
持ち込み歓迎!!


Thursday, May 24, 2007

6月3日(日曜日)は、IRAへ


むむむ等を取り扱ってもらった縁で、Irregular Rhythm Asylumの店番をいたします。細かいことはまだ決めていませんが、2005年のハリケーン・カトリーナで自然的・人工的に災害を受けたニューオリンズの住民のいるところでSOLIDARITY NOT CHARITY(慈善ではなく連帯なんだ)というスローガンの元、食料の供給、住居や道の清掃・建て直し等、いまも続いているcommon ground collectiveの活動について、中でも特に複数ある診療所について、映像を少し見て保健医療の患者・住民・ケア提供者による自主管理や協働運営の可能性、セルフヘルプ、DIYと保健医療・健康の問題全般に思いつくままみなさんと話しができたらと思います。 
 Common Ground クリニックは抗議行動の際に活躍するActionMedicあるいはStreetMedicと呼ばれる救急処置を行う活動をしていた二人が、個々の家を「怪我はないか?」と聞いて回ったところから始まった。行政にも赤十字等の団体にも見放され簡単な応急処置さえなかったその場所に、医師や看護師などの医療保健の提供者が集まるようになり、現在2つの診療所に加えてスペイン語対応の出張保健サービスが行われている。このクリニックに関わる人たちは、住民がコントロールする常設に診療所へ変えていくことを次の目標に活動しているということです。


Saturday, May 05, 2007

ヤングローズ補足/10項目の健康プログラム


4月20日に投稿したヤングローズの補足と10points health programの簡易なやくを載せます。まず、ヤングローズとは、ウィキペディアによると、

ヤングローズ(英語表記:Young Lords)は、後にヤングローズオーガナイゼーション(Young Lords Organization)という名前に変更されたアメリカ合衆国の政治グループ。ニューヨーク(主にスパニッシュ・ハーレム)においてヤングローズ党 (Young Lords Party) は、ニューヨークとシカゴを中心としたアメリカ合衆国の各都市に点在する、プエルトリコ出身者のヒスパニックナショナリストの組織である。


ということです。資料としては、ヤングローズ・インターネットリソース(英文)と、元ヤングローズのインタビューや当時の映像をまじえたヤングローズの歴史をたどる映像(音声は英語)がYoutubeにアップされています。
ギャング組織から政治組織、そして支部の一部は政党へと姿を変えブラックパンサー党と同じコミュニティの解放をめざしたヤングローズは、この10points health programではブラックパンサーと共闘する一方、女性の生殖/産むこと・産まないことに関わる管理の問題についての関わり方に特徴があるようです。
以前に手に入れたい本として紹介したUndivided Rights:Women of Color Organize for Reproductive Justiceというアメリカの白人女性以外の強制不妊手術を告発し中絶を受ける権利のために戦った歴史を紹介する本の中にも、ヤングローズの名前がでてきます。ブラックパンサーが民族が増えること=ブラックパワーの前進と考えていたため中絶についてそれを必要な権利と認めることは難しかった。もちろんヤングローズの中でも中絶は強制不妊手術と同じく(その手術を受けさせられる当事者の権利を侵すのみでなく)「民族虐殺」ととらえられていたが、合法化されてから初めて中絶手術を受けて死亡したヒスパニック女性の件に応答するかたちで、自分たちが管理する安全で衛生的な中絶クリニックを設置した。
 こういう方向を取る前には、ヤングローズ内の何人かの女性が「女性の地位についての文章(position paper on women)」を党として発表するよう強く要請したことなどが大きく働いたのだと思います。まだよく調べられていませんので今回の補足はここまでにします。

関連
positionpaper on women
(pdf・英文)
Statement on Abortion (pdf・英文)


(訳の質は悪いし注がたくさん必要と思いますがまずは参考程度にだします。ウィキペディアともどもお助けください。)
         10points health program(10項目の健康プログラム)

1. わたしたちは自分たちの抑圧された地域にすむ人々とはたらく人によるすべての保健医療の管理が欲しい
2. わたしたちは患者とはたらいている人の労働条件や患者へのケアをよくするため、そして保健政策をつくるための組織を作る権利が欲しい
3. わたしたちは、現在建設途中である病院がすぐ建てられ地域のニーズに応えることを望む
4. わたしたちはすべての医療施設の中の私たちの民衆の完全雇用と昇進、そしてすべての科学学校の自由入学制が欲しい
5. わたしたちはすべてのひとがうけられる無料の保健医療が欲しい
6. わたしたちはすべての地区に地域が運営する簡単な健康上の問題を扱う診療所が欲しい
7. わたしたちは家から家の、衛生管理、栄養管理、薬物中毒、保育、高齢者サービスを扱う予防医療ケアが欲しい
8. 私たちは失業、粗末な住宅、栄養失調、警察の暴力、そして他のすべての形の搾取のような主な健康上の問題を浮き彫りにする教育プログラムが欲しい
9. 私たちは、住民、学生、組合、労働者組織にこのプログラムをわたしたちの民衆の利益のために積極的に支持して欲しい
10. 保健革命的団結運動(Health Revolutionary Unity Movemen)の役割はすべてのわたしたちの民衆を団結し、教育し、そしてわたしたちの民衆を弱くしつづけ、自己定義と完全な自由のためにたたかうことを不可能にしている腐敗した保健医療制度を暴くことである