Saturday, April 21, 2007

コミュニティキッチン


共同炊事/コミュニティキッチン/コレクティブキッチン
何人かでまとめて大量の料理を作り、家にもちかえって冷凍したりして保存する。時間とお金 の節約になるほか、新しいレシピを覚えたり技術を覚えたり、ただ集団で料理をつくることが社交の場になったりすることが期待される。さらに栄養のバランス を考えて献立をたてるという作業も共同で行える。
 個々のニーズによって、持病に合わせた献立をつくるグループ、ベジタリアン・ビーガン料理のグループ、「故郷」の料理を作るためのグループなど目的も多様になる。




例)

カナダのケベックでは、姉妹+友人で行っていた共同炊事が近所にひろがり、州全体にひろがった歴史をもつコレクティブ・キッチン
The RCCQ

ペルーでは1960年代から70年代にかけた都会への移住にともなって、
貧 困にあえいだ人々が食べ物を共同で大量に買い始めたことから生まれた共同炊事の動きをcomedores populareという。リマのコミュニティキッチンのグループの多くは食料の値上げが加速すると食料の自給率をあげるために食料の国内生産を増やすため のキャンペーンをはじめた。
The First Formal Community Kitchen Movement—Peru
our own recipies


実践的なリソース
バンクーバーコミュニティ・キッチンプロジェクト






おまけ

『栄養と料理』デジタルアーカイブ 農村と共同炊事

2 comments:

Anonymous said...

最近、このコミュニティキッチンとは違って、企業がやってるバージョンがありますね。名前忘れましたが、自分で食事の作り方を知らない主婦の為の場所として、ぼこぼこ巨大なキッチンがアメリカの中西部に出来ていて、予算に合わせた数種類のレシピが渡され、もう予め現れている野菜などを、でかいランドリーみたいなところで作ってる様子を見ました。

ライチ said...

海さん、コメント機能の設定がおかしくて、公開するのがおそくなりました。すみません。
 そんなものがあるんですね。前にレンタルで見たジェイミーズキッチンというイギリスの給食の質をジェイミー(たぶんしってますよね)上げようとする様子をおいかける番組では、給食の調理係の人たちに軍隊で大量の食事の作り方を学ぶっていうのをやってました。